泉里香、コメディに全力投球で「真面目なシーンが物足りなくなってきた」小越勇輝、香音、猪塚健太と会見出席

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泉里香が主演を務める真夜中ドラマ『高嶺のハナさん』(BSテレ東、毎週土曜24:00~/テレビ大阪、毎週土曜24:56~)のオンライン記者会見が、7日に開催。泉をはじめ、共演の小越勇輝香音猪塚健太が登壇した。

同ドラマは、ムラタコウジの同名人気コミック(日本文芸社「週刊漫画ゴラク」連載)が原作。会社では高嶺の花として一目置かれているバリキャリOLの高嶺華(泉)が、年下のダメ社員に超ピュアに恋してしまう姿を描く、すれ違いラブコメディ。

小越が華の恋の相手となる年下ダメ社員・弱木強役を、香音が「カワイイは正義」と人生イージーモードのゆるふわ社員・天井苺役を、猪塚が通称“チャラ田”という社内イチのプレイボーイの更田元気役を演じる。

“バリキャリOL”と“恋する小学生のような乙女”という2つの顔を愛らしく演じる泉は、「二面性を楽しく演じさせていただいています」とニッコリ。

ドラマ初主演となるが、「主演と聞いたときにうれしかったのですが、同時にプレッシャーがすごくあって」と打ち明け、「撮影に入ると、現場の皆さんに支えられ、楽しく撮影が進んでいて。心強いメンバーです」と共演者に感謝の気持ちを伝えた。

それを受けて猪塚は「いやいや、こちらこそですよ。めちゃくちゃ心強い。コメディ部分でめちゃくちゃ引っ張ってくれる」と泉を絶賛し、泉が普通のお芝居を物足りないと言っていたというエピソードを披露。

すると、泉は、「表情も動きもすごくコメディ要素が強くて。コメディが強いシーンもあれば、真面目なシーンもあるんですけど、真面目なシーンがちょっと物足りなくなってきて」と自身の変化を打ち明け、「今まで見たことのない表情を自分自身で見ていて、新たな発見がありました」と感慨深い様子。

また、原作者のムラタから、4人を描いたスペシャルなイラストが到着すると一同は大感激。「原作漫画はハナの顔芸ばかり。泉さんの顔芸が楽しみで仕方ありません」というコメントが読み上げられると、泉は「いや、本当ですね。顔芸はすごいと思います」と照れ笑い。3人から「引き出し何個あるのって思うくらい、いろんなキャラクターが出てくる」と絶賛されると、恐縮していた。

原作・ムラタコウジよりドラマ化を祝したイラストが到着!
原作・ムラタコウジよりドラマ化を祝したイラストが到着!

小越は、自身が演じる弱木を「すごくまっすぐで純粋。きたものに対してひねくれもなく返すところはすごい」と言い、「自分はこうありたいっていう部分は通じるものはありますが、あの心の強さはないですね」と紹介。

連ドラへのレギュラー出演は初めてとなる香音は、役作りでロングヘアから25cm以上髪を切ったが、「人生で初めてこの長さにしました。お仕事で髪を切りたいという夢があったので、今回それが叶ってすごくうれしかったです」と感慨深い様子で笑顔を見せた。

髪色も明るくしてチャラいキャラクターを演じる猪塚は「僕の中には、チャラいところはない」と言い、「こういうチャラさは嫌だな、と自分が思うイメージを演じて、楽しんでします」と打ち明けた。

会見では記者から、「自身の役柄を演じる上で楽しかった部分や難しかった部分は?」という質問も。泉は、「二面性が強いところは、楽しい部分でもあり、難しい部分でもありますね」と答え、弱木を怒鳴るシーンなどもあるが、「エンジン全開で取り組んでます。クランクインの1シーンがそうで、普段あまり怒鳴ることってないので、最後のほうに喉がつぶれてしまって……。初日に喉をつぶすのは初めてで。すごく焦ってしまい、そこからサイレントでした」と、エピソードを披露した。

<第1話あらすじ>
老舗のミツバチ製菓、商品企画部で働く高嶺華(泉)は、社内で注目のバリキャリエリートOL。皆から「高嶺の花」と噂されていた。華は部下で年下ダメ社員の弱木強(小越)に今日も怒鳴り声をあげた。ところが華は自宅に帰ると表情が一変、可愛いピュアな弱木に恋心を抱いて悶絶するのだった。

実は弱木もそんな華を心から尊敬し愛していた。そうとは知らぬ華は、可愛い洋服や愛情弁当で彼に熱い思いをわからせようとするのだが……。

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