有岡大貴（Hey!Say!JUMP）初の地上波冠番組『サウナ有岡』（テレビ東京系）が3月31日に放送。ジャニーズの後輩をサウナへ案内し、開眼させていくという独特な番組内容に、SNS上では「シュールなんやけどずっと見続けれる」「本人たちにとってもファンにとってもご褒美みたいな番組」と感銘の声が上がった。
この番組は、有岡が自ら企画・プロデュースするサウナ番組。いまだ「ととのった」ことのないジャニーズの後輩たちをサウナへと案内し、実際にその魅力を体験してもらうという「ジャニーズ×サウナバラエティ」を目指す。今回は宮近海斗（Travis Japan）をゲストに迎え、「両国湯屋 江戸遊」を訪れた。
「サウナ経験がほとんどない」と若干緊張した面持ちの宮近に、「その緊張状態をディープリラックスしてもらう」と有岡。「緊張状態をほぐすためにもサウナはとってもいい」と語る。裸になった二人は、ペットボトルの水でまず水分補給。「（サウナで）相当な量（汗が）出ちゃうから」と有岡はいっきに中身を飲み干し、宮近を驚かせる。
サウナへ入る前に体を温め、汗をかきやすくするため、二人はまず湯船へ。サウナに「気持ちいいというより、辛いイメージがある」という宮近に有岡は「説明してもわかってもらえないところが多いので、まずはやっぱり一緒に入るというのが一番早い」と返し、室温90度のフィンランドサウナへ。サウナ室に入った有岡は、「入る時間はだいたい8分から10分」「あ、もう水風呂入れるな、というところまであったまることが大事」と、宮近へ丁寧にレクチャーし、「（温まってくると）ゴツゴツした汗（＝汗玉）をかくようになる」と、上がりどきの目安を教える。
汗をかきだし、徐々にトロンとした目つきになってきた宮近を、すかさず有岡は「いい表情してるよ」と、手持ちの小型カメラで撮影。18度の水風呂を初体験した宮近は、その冷たさに声なき悲鳴をあげるが、やがて水温に身体が慣れてくると笑みを見せ、「この作業が大事なんですね……」と悟ったようにつぶやく。
そして二人は外気浴へ。「何も考えなくていいし、何もしゃべんなくていい」と有岡に告げられた宮近は、露天のビーチチェアに寝そべり、あっという間に寝落ち。それを見た有岡は、寝息を立てる宮近にそっと小型カメラを近づけ、肩をたたいて起こす。「だいぶリラックスされてたようでしたけど」と有岡。「毛が立っていく感じが（する）」と語る宮近を、嬉しそうな顔で「そう！ そうです！」と力強く指差す。
その後サウナを3セット繰り返し、ととのいの境地へ。宮近は瞳孔の開ききった目で「これがととのうなんですね……」と放心気味につぶやいた。
初回にして、さっそく後輩をひとりサウナの魅力に開眼させた有岡。SNS上では「なんかシュールなんやけどずっと見続けれるww」「ディープリラックス状態でゲストと本音トークとかそういう番組だと思ったら、ただただディープリラックスしておいしいものを食べるという、本人たちにとってもファンにとってもご褒美みたいな番組だった……」と、感銘の声が上がっていた。
