トラウマを抱えた草刈正雄“神田”、小関裕太“森山”のピンチを救う!「幸せな気分いっぱい貰いました」と惜別の声

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草刈正雄が主演のドラマParavi『おじさまと猫』(テレビ東京系、毎週水曜24:58~)の最終話が、3月24日に放送された。インターネット上では友人のためにひと肌脱ぐおじさまたちに涙する声が溢れていた(以下、ネタバレが含まれます)。

ふくまる(声:神木隆之介)
ふくまる(声:神木隆之介)

本作は、桜井海による同名コミックを実写ドラマ化。妻に先立たれて以来、孤独な日々を過ごす世界的ピアニスト・神田冬樹(草刈)が、たまたま通りかかったペットショップで出会ったエキゾチックショートヘアのオス猫に一目惚れ。ふくまる(声:神木隆之介)と名付け、共同生活を送る姿を描く。

迷子だったふくまるを見つけて、ほっとひと安心している神田を自分のライブよりふくまると過ごすことを優先するよう、森山良春(小関裕太)は気遣ってくれた。しかし、辛い時期に、無邪気に慕ってくれる森山から何度も救われてきた神田は「私がライブに行かなくても何も変わらないけど行きたいんだ……だって、私は森山先生のファンだから!」とライブハウスへ急いだ。

森山(小関裕太)、神田(草刈正雄)
森山(小関裕太)、神田(草刈正雄)

しかし、神田が会場で目にしたのは、他メンバーからライブをすっぽかされて一人ステージで立ち尽くす森山の姿だった。森山は、なんとか観客に応えて歌おうとするものの声が出ず「もう駄目だ……」と天を仰ぐと、ステージに上った神田が目に入った。

「最高のライブを始めましょう!」と神田が目配せするものの、神田の体調を心配する森山はなかなか頷けない。それでも「あなたと演奏がしたい!」と真剣な面持ちの神田や、やはり森山を助けようとステージに上ってきた日比野奏(平山浩行)の姿に腹をくくった森山は「始めるぞぉ~!」と観客を煽り、ライブをスタートさせた。

無事ライブを終えると、森山が「神田先生のおかげで歌うことができました。人生で一番のライブになりました!」と頭を下げた。神田も「ステージに立てたのはみんなのおかげ。勇気をくださってありがとう」とみんなにお礼を述べた。そして、みんなはいつの日か訪れるであろう、ピアニスト神田の復活を願った。

森山(小関裕太)のライブは大成功に終わる
森山(小関裕太)のライブは大成功に終わる

それから1年後、かつて森山と訪れて倒れてしまったコンサート会場に、ふくまると一緒に写る神田のリサイタルを知らせるポスターが貼られていた。

ネット上では「森山先生の涙にもらい泣きした」「いやーもう、みんな好き! 小林もヒビノンもみんなみんないい人」「毎週ほんと心が温まる癒しのドラマでした」「ふくまるがぬいぐるみって大丈夫? って思ったのは最初の一瞬だけ。いっぱい泣いて、幸せな気分いっぱい貰いました」「神木くんの『ニャ~』はかわいいし、神田さんの包容力、日比野さんのツンデレ……と見所いっぱいで、ハマったドラマだった」と最終話を惜しむコメントで溢れていた。

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