今田耕司、中山秀征への態度を振り返り「あの頃の自分にビンタしたい!」

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今田耕司が、3月23日に放送されたオードリー若林正恭春日俊彰)の冠番組『あちこちオードリー 〜春日の店あいてますよ?〜』(テレビ東京、毎週火曜25:35~)に出演。ダウンタウン浜田雅功松本人志)との出会いや、東京進出時の尖りっぷりが明らかになり、インターネット上では反響が寄せられた。

今田がお笑いを目指したきっかけは、ダウンタウン。ある日「お笑いスター誕生」で、自分とさほど年の変わらない芸人が、今までにない漫才を披露しており、椅子から転げ落ちるくらいの面白さに衝撃を受け、芸人を目指そうと決意したことを思い返した。その後、NSCに入所して、そこにいたダウンタウンが「あの時の若手芸人か!」と知ることになったという。

当時のダウンタウンを一番近くで見ていた今田は、特に浜田のツッコミはピカイチで激しかったと振り返る。そのため、大阪留守中のダウンタウンに代わって、仕切りを任される機会が与えられるものの、役不足が原因で、生放送中にもかかわらず共演者から「浜田を出せ!」と叫ばれるなど、実力の差を痛感することもしばしばだったと苦笑いした。

また、若林に一番苦しかった時代を尋ねられた今田は、ダウンタウンだけが東京進出してしまった時の勘違いエピソードを持ち出した。当時尖りまくっていた今田は「ダウンタウンは俺を含めた3人組!」と自負していたので、まさかダウンタウンに置いて行かれるとは思っていなかった、とぶっちゃけた。これにはつい春日も「確かにイタイですね……」と本音がポロリ。さらに、関西に一人残された今田は、ダウンタウンが終わった枠は自分に回ってくるだろう、と呑気に考えていたら、あっさりハイヒールに取られ「仕事ゼロ」状態に陥ってしまった、と首をすくめた。

そして、今田の東京進出初のMC番組『殿様のフェロモン』の話題になると、「ダウンタウンから呼ばれたからには負けられない!」と、周りが共演の中山秀征を「秀ちゃん」と呼ぶ中で、自分は親しくないからと「中山くん」で押し通していたという尖りっぷりに「あの頃の自分にビンタしたい!」と懺悔する今田。さらに、伝説の演出家と呼ばれる星野淳一郎から「チーム若手代表を任されている」という期待感に応えるべく、今田は東京出身タレントや、ナインティナインのような若手芸人に対して「二丁拳銃で狙い打つ気持ちで本番に挑んでいた」と語った。

オードリーの作ったMC年表が1行目も終わらないくらい、熱量のある今田のトークにネット上では「このお方の笑いと向き合うパワーは本当にすごい」「聞けば聞くほど今田さんの凄さが染みる」「面白すぎて一瞬」「今田さんの隙がないテンポでバイタリティあってすごくいい!」といった声が見られた。

次回3月30日の放送でも、引き続き今田が出演する。

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