水川あさみ“栄利子”が山田真歩“翔子”と決別!それぞれが迎える修羅場に「全員ぶっ壊れ出してる」の声

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水川あさみが主演を務める土曜ドラマ9『ナイルパーチの女子会』(BSテレ東、毎週土曜21:00~)の第7話が、3月13日に放送。登場人物のそれぞれが精神的に追い詰められていく様子に、インターネット上では多くの反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、「第28回山本周五郎賞」「第3回高校生直木賞」を受賞した柚木麻子による同名小説を原作に、女性同士の友情のあり方を描く衝撃作。前回の第6話では、志村栄利子(水川)との温泉旅行を早々に切り上げた丸尾翔子(山田真歩)が、小笠原圭子(森矢カンナ)と再会し、栄利子の過去を聞く。

翔子は栄利子をファミレスに呼び出し、すでに栄利子が主導権を握っていた日記ブログ「おひょうのダメ奥さん日記」を辞めたいと告げる。激昂して「読者に対して失礼だと思わないの?」と批難してくる栄利子に対し、「私、もともと他人なんてどうでもいいの。だから友達ができなかったんだろうね」と反論する翔子。その言葉が栄利子に刺さる。

2人の言い合いは熱を帯びていき、栄利子は翔子が触れてほしくない家庭環境のことを持ち出したり、カフェの店員・橋本弘毅(田村心)とキスしている写真で脅迫したりと、泥沼化。ついには翔子が泣き出してしまう。いさかいの末に、栄利子はキス写真を消去し、翔子を解放。「あなたも私も、女友達なんて一生できない人種なんだから」と告げて、去っていった。

賢介(篠原篤)、翔子(山田真歩)
賢介(篠原篤)、翔子(山田真歩)

一番大事なのは夫・賢介(篠原篤)との生活だけ。そのことに気づいた翔子は、罪悪感から橋本とキスしたことを賢介に打ち明けてしまう。強いショックを受けた賢介からの「ごめん、このまま翔ちゃんと一緒に暮らせない」との言葉を受け、一旦実家に戻る翔子。そこで、父親が倒れているところを発見する。対応に追われながらも、憧れていた主婦インフルエンサーのNORI(安藤聖)に相談しようと、何度もメッセージを送るが一向に返事は来ないまま。翔子は次第にイラ立ちを募らせる。

一方、翔子とのことを諦めた栄利子は、母の本心に触れ、これまでおざなりにしていた親子関係を見つめ直すと同時に、会社にも復帰。派遣社員の高杉真織(小池里奈)から「意外に面の皮厚いんですね」と詰め寄られても、振り切るように仕事に集中しようとしていた。

栄利子(水川あさみ)
栄利子(水川あさみ)

そんな栄利子に、同僚で真織の婚約者でもある杉下康行(淵上泰史)が迫る。かつて一夜を共にした杉下は、誰もいない会議室で栄利子に抱きつきながら、「俺、もうあいつから逃れたいんだ」と真織への不満を口にする。真織は婚約してから態度が変わり、女友達と毎日のように女子会を開いているという。なんとかその場から逃れようとする栄利子だったが、杉下は栄利子を離さない。そこに真織が近づいてきて、ある衝撃的な行動をとるのだった。

クライマックスを前に、それぞれの生活が破綻していく様が描かれた第7話。ネット上では「あぁ、翔子が栄利子化してきた……」「栄利子が怖いというより、かわいそうに思える」「もう全員ぶっ壊れ出してる……」「内臓をジリジリ低温で焼かれ続けてるような感覚になる」「もう息苦しいどころの騒ぎではない」「出てる人が全員不幸になる奇跡のドラマ!」などのコメントが寄せられていた。

次回第8話は、3月20日に放送。最後に会った日から、一切連絡を取っていない栄利子と翔子は、少しずつ自身の抱える問題と向き合いはじめる。

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