草刈正雄“神田”の幸せを願って飛びだしたふくまるに「こんな気持ちで一週間生きていけない」

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草刈正雄が主演のドラマParavi『おじさまと猫』(テレビ東京系、毎週水曜24:58~)の第10話が3月10日に放送。インターネット上では、神田冬樹(草刈)を思って飛び出したふくまるの安否を気遣う声で溢れていた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、桜井海による同名コミックを実写ドラマ化。妻に先立たれて以来、孤独な日々を過ごす世界的ピアニスト・神田が、たまたま通りかかったペットショップで出会ったエキゾチックショートヘアのオス猫に一目惚れ。ふくまる(声:神木隆之介)と名付け、共同生活を送る姿を描く。

神田(草刈正雄)、小林(升毅)
神田(草刈正雄)、小林(升毅)

神田の同僚・森山良春(小関裕太)のライブの前に、予行練習として、違うライブに行ってみようと提案した小林夏人(升毅)だったが、いざ到着してみると神田が心配で、なかなか扉が開けられない。それを察した神田は「大丈夫」と小林を促し、会場に足を踏み入れた。すると、気分が悪くならないことを実感した神田は「これで森山先生のライブに行ける!」と安心し、小林とガッツポーズでライブを楽しんでいると、神田をライバル視している日比野奏(平山浩行)がステージに現れて、ギターをかき鳴らし始めた。

日比野(平山浩行)
日比野(平山浩行)

ステージから神田を発見した日比野はまさかの事態に凍り付いてしまう。それ以降、心ここにあらずのプレイになったことを「神田のせいだ!」とふてくされてライブハウスを出ると、なぜか出待ちをしていた神田と一緒に帰ることに。興奮冷めやらぬ神田は、日比野を絶賛するが、日比野はそれを受け入れず、前回ピアノリサイタルで神田が途中退室してしまったことを責めた。すると神田は「気付いていらっしゃったんですか……」と全てを話して聞かせた。神田の事情を知った日比野は、どう声をかけていいのかわからず目に涙を溜めてうつむいていると、神田が日比野の猫・マリン(声:松本穂香)の近況を尋ねたのをきっかけに、二人の間に穏やかな時間が流れ、わだかまりが解けていくのだった。

神田(草刈正雄)、小林(升毅)、日比野(平山浩行)
神田(草刈正雄)、小林(升毅)、日比野(平山浩行)

「心配していたのが嘘のように素敵な一日だった!」と足取り軽く帰宅した神田だったが、玄関にふくまるの姿が見えず、部屋中を探すがみつからない。すると、ベランダの扉が開いていることに気が付き、外に出てふくまるを呼び続ける神田。実は神田のために願い事をしようとしたふくまるは流れ星を探しに外に出してしまい、迷子になってしまっていた。

ネット上では「日比野さんの独白劇好き」「日比野さんとおじさまが、マリンちゃんを通して心を通わせるシーンにじーんとくる」と言った声や、迷子のふくまるに対し「こんな気持ちで一週間生きていけない」「ふくまるが心配で眠気が無くなった」といったコメントもみられた。

次回第11話は、3月17日に放送。迷子のふくまるを探す神田は、衰弱しているふくまるにそっくりな猫を見つけ……。

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