田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一らが出演する『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』（テレビ東京系、毎週金曜24:12～）の第9話が3月5日に放送。インターネット上では、岡山天音が意識して演じた“役”について多くの反応があった（以下、ネタバレが含まれます）。
2017年から放送されている『バイプレイヤーズ』シリーズの新作。今回は、森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”が舞台に。辺鄙な撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まったことで起きる大騒動の100日間が描かれる。
大河ドラマ『宮本武蔵』の前期主役に抜擢された岡山（後期は北村一輝）。余裕綽々でいると、大河に出演する俳優やスタッフが、“民放の時とまるで態度が変わる”との噂を耳にする。現場では、共演する田中泯、六平直政、伊武雅刀の圧倒的な雰囲気に負けてしまいそうになるが、挨拶で「後期の主役が北村一輝さんということで、違和感なくバトンを渡せるようがんばります。ただ、顔とか見た目の違和感はどうしようもないんですけどね」とコメントし、笑わせることができた。
殺陣稽古でも、優しく指導してくれるベテラン勢。自身が成長した役を北村に演じてもらうため、“ワイルド方面”の北村をイメージして稽古に臨み、役者陣から称賛を受けた。
そんな中、前田敦子から、自分が出演していた7チャンネルの2時間ドラマ『刑事曲者』が、連続ドラマに昇格するとの話を聞く。大河のスケジュールもあるため、物理的に出演はできない。しかし、共演している野間口徹、木下ほうからが陰で岡山を慕う声を聞いてしまい「僕出ます。大河と民放の二刀流！ 開眼させますから！」と勢いで宣言してしまった。
『刑事曲者』の役者陣は、まさに曲者揃い。こだわりが強く、翌朝になってもリハーサルは進まなかった。その後、大河の撮影へ。前回とは打って変わって、六平や伊武から厳しい殺陣指導が行われた。同じ北村のワイルド方面の演技を見せるが「違う」と一蹴されてしまう。そこで、“セクシー方面”の北村を意識。そこでも「そうじゃねーだろ！」と怒られてしまった。
岡山が悩んでいると、武蔵役を全身全霊で挑んだ方がいいと伊武。しかも「山崎賢人にバトンタッチするかもよ」と脅されてしまう。岡山は、この噂が真実かもしれないと焦り始める。一方、『刑事曲者』でも、他の俳優陣から役づくりの演技指導を四方八方から受けてパニックに……。
ネットでは、北村を意識して演技する岡山に「声だけ北村一輝に寄せる岡山天音w」「天音くんから北村一輝さんは確かに顔の系統が違いすぎる！」「『セクシー方面の北村一輝』が似すぎて笑う」との声があった。
次回は3月12日に放送。任侠映画『アウトローの森』の出資金を募るため、出演者がYouTubeに進出する。
