『あな犯』完結! “みんなが犯人になろうとした理由”に号泣の声「結末がエグかったけど感動」

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日比野芽奈が主演する『あなた犯人じゃありません』(テレビ東京系、毎週木曜25:00~)。3月4日放送の最終話では、女教師・泉(北乃きい)殺害事件にまつわる真相、そして生徒たちが犯人だと名乗り出た“理由”が明らかに。インターネット上では「隣にカミさんが居るのになみだが止まらんかった」「泣きました」といった声があがっていた(以下、ネタバレが含まれます)。

女教師・泉(北乃きい)
女教師・泉(北乃きい)

青春高校3年C組の生徒が芝居に挑戦する同ドラマは、学校で起こった殺人事件を、主人公でクイズ好きなクラスの委員長・日比野(本人)と殺人事件の担当刑事・五島ケイジ(山崎樹範)がバディとなって解決していく、1話完結型の「自白」ミステリー。

クイズ研究会の部室ロッカーから出てきた携帯を見て過去の記憶がフラッシュバックし、日比野は「先生を殺したのは自分だ」と言い残して気を失ってしまう。保健室のベッドで眠る日比野を前に、西村瑠香(本人)は「忘れてくれてなかった」と、五島へ涙ながらに事件の真相を語る。

教師と生徒の立場を超え、泉と関係を持っていた日比野。しかし泉は威圧的な態度で日比野を支配していた。日比野は西村の執筆ノートをきっかけに彼女と距離を縮めていくが、変化に気づいた泉は日比野を理科準備室に連れ込み、暴力をふるってさらに束縛しようとする。その様子を校舎の外から目撃した西村は、日比野を誰もいない教室に呼び出し、「芽奈は芽奈らしく笑っててよ。それだけは約束して」と告げる。

山崎樹範、西村瑠香
山崎樹範、西村瑠香

文化祭前日の晩、生徒たちがにぎやかに準備を進めるなか、泉は日比野を理科準備室に呼び出し、「ふたりだけの結婚式をしよう」とウェディングドレスを着せるが、日比野は「そのままの私でいいという人がいた」と告げ、関係を終わらせようとする。絶望した泉は、自ら毒入りのシャンパンを飲んで絶命。日比野も後に続こうとするが、間一髪のところで飛び込んできた西村に阻止される。

ショックで理科準備室の記憶を失った日比野を車椅子に乗せ、西村は「このままなかったことにして、この学校を離れることはできないか」と迎えに来た日比野の母親に懇願し、日比野にわざと辛く当たって学校から追い出す。その後、西村はクイズ研究会の部員たちとともに泉をプールサイドで始末し、証拠を隠滅。さらにクラスの面々にトリックの台本を手渡し、口裏をあわせるよう根回ししていたのだった。

あまりの衝撃的な内容に頭を抱える五島。話し終えた西村がベッドのカーテンをあけるが、すでに日比野は保健室を抜け出したあとだった。校舎から飛び降りようとする日比野を西村は必死に止めようとするが、日比野は自分を責め続ける。「私、誰かに思われる資格なんてない!」と叫ぶ日比野。やがて屋上にはクラスメイトが集結し、“犯人になろうとした最大の理由”である、日比野への思いをぶつけていく。

事件の背景にあった、西村とクラスメイトたちの日比野への思い。ネット上では「泣きました。謎解きミステリードラマだけど、むしろ、青春高校の絆を描いたドラマでしたね」「結末がエグかったけど感動した最終回だった」と感動の声が。日比野への一途な思いを感じさせる西村の熱演にも「隣にカミさんが居るのになみだが止まらんかった。西村瑠香が切なすぎる」「めっちゃ泣いた」との声が寄せられていた。

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