風呂なしの貧乏ピアニストの自宅へ!妻は「いい音があるこの生活が幸せ」

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3月1日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、東京、吉祥寺駅前で声をかけた男性の自宅へ。ライブ出演を終え、帰宅しようとしていたジャズピアニストの吉澤はじめさん(55歳)の自宅がある立川に向かった。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが務める。今回は、「車庫の上に作った掘っ立て小屋」を自宅にしている吉澤家を訪れた。

部屋では、奥様のともみさん(50歳)と猫2匹がお出迎え。ともみさんのおじいさまの勉強部屋として使われていたこの風呂なしの1Kの部屋には、3~4年前から家賃免除で住まわせてもらってるという。週3が理想だが、現実は週1~2回の銭湯通い、壊れたまま映らないテレビ、外食もせずスーパーの半額セールを狙う、と懐の寒さを披露する吉澤さん。

音楽の話題になると突然生き生きし始める吉澤さんは、2~3歳からピアノを始め、中学1年生でジャズと出会い、18歳頃からは有名ホテルで演奏、自身もバンドを結成するなど、順風満帆だったと話す。しかし、メンバーに不満を感じ「自分の好きなようにやりたい!」と当時1千万円あった年収を捨て、バンドを解散させてしまったことには「解散ではなく、努力すべきだったかな……」と寂しそうに振り返った。現在では音楽の収入では生活が難しく、「(ともみさんに)支えてもらっています」と苦笑いの吉澤さんに、「何もしてないよ!」と首を振るともみさん。

しかし、ともみさんは吉澤さんとの関係は「一緒にいる状態が自然で心地がいいし、ちょこちょこした幸せがいっぱいある」と幸せエピソードを挙げ始めた。そして「いい音作るんだよね」と吉澤さんを見て、「いい音があるこの生活が幸せ」とほほ笑んだ。

次回は、3月8日に放送される。

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