田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一らが出演する『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』（テレビ東京系、毎週金曜24:12～）の第8話が、2月26日に放送。インターネット上では、4人の女優が本能の赴くまま行動する展開に、大きな反響があった（以下、ネタバレが含まれます）。
2017年から放送されている『バイプレイヤーズ』シリーズの新作。今回は、森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”が舞台に。辺鄙な撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まったことで起きる大騒動の100日間が描かれる。
撮休のため、サバゲーに興じる吉田羊、芳根京子、本田望結、富田望生。そんな中、1チャンネルの朝ドラ『べじたぶる』でヒロインを務める女優が急遽降板したというニュースが飛び込んできた。
民放ドラマ出演中の女優から誰かが抜擢されるのでは……という雰囲気のバイプレウッド。尾美としのりは、4人を連れ出して占いを行う。彼は「この中にヒロインがいる！ 姉御肌で、経験豊富で、キュートで、癒し系のヒロイン像が見えます」と言って倒れてしまった。姉御肌は吉田、経験豊富は芳根、キュートは本田、癒し系は富田と、新ヒロイン候補が出揃う。当初4人は“そんなつもり”がなかったものの、焚き付けられたことで、だんだんと“その気”になっていく。民放ドラマにスケジュールを渡さなかったり、公式HPを朝ドラ仕様にしたりと、外堀を埋め始めていった。
ヒロインの座をもぎとるため、芳根は、朝ドラあるあるの三つ編み姿で、1チャンネルの現場に手作りの差し入れを届ける。差し入れたマドレーヌはプロデューサーの好物。朝ドラ経験者の彼女に抜かりはないのだ。
芳根が手応えを掴みかけたそのとき、本田、富田も手作りマドレーヌを差し入れていたことが発覚。その頃、2人は言い争い中。芳根も「なんで三つ編みでいんのよ！」と加わり「またヒロインやりたい！」「私もやりたい！」と取っ組み合いに。そこに「やめなさい！」と割って入る吉田。しかし、彼女も三つ編み姿になっていた。
吉田は「みんなにはチャンスがある。正々堂々と爽やかに！」と声をかける。そして「誰がヒロインになっても、なれなくても、恨みっこなしでいこう」と手と手を取り合った。4人の仲が深まったとき、朝ドラのプロデューサーがやってきて……。
ネット上は、名女優たちが欲にまみれてしまう姿と、滅多に見られないおさげ髪に「吉田羊さんの三つ編み！ なんか得した感」「三つ編みかわいいやんw」「（サバゲー中の4人は）映画のポスターレベル」との声があった。
次回は、3月5日に放送。大河ドラマ『宮本武蔵』の主演に抜擢された岡山天音は、民放ドラマにも出演することに。両ドラマのクセのある役者に振り回されることとなる。
