船堀の銭湯で出会った70歳男性の息子は『M-1』決勝進出の漫才師!?

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2月8日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)では、東京都江戸川区・船堀の「あけぼの湯」から出てきた元長距離ドライバー渡邉政夫さん(70歳) の家へ。『M-1グランプリ』出場者である息子への思いを語った。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが務める。今回は、銭湯から出てきた人に回数券あげる代わりに家を見せてもらう企画を実施した。

42歳の息子さんと住んでいる渡邉さんに、息子さんの職業を尋ねるもなぜかしどろもどろ。家に着き、スタッフと話をしながら、手際よく料理をする渡邉さんは息子さんの分も用意をする。焼いたさんまで一杯やっている渡邉さんに、亡くなった奥様の死因について尋ねると「車の信号無視による交通事故!」と明るく振舞うがどこか寂しげな表情。

ふとカレンダーに目をやったスタッフが「M-1決勝」の文字見つけると、「せがれが『M-1』に出るんです。息子の仕事は漫才師なんです」と意外な発言にスタッフが驚く。実は息子さんは錦鯉渡辺隆だったのだ。『M-1』決勝出場を聞かされた時のリアクションを嬉しそうに再現してくれる渡邉さん。芸人になりたいという隆を反対していた奥様は、隆の活躍は見ることが出来ぬまま他界してしまったが「(隆は)我慢強いし、真面目。我慢強くないとここまでやらない、俺じゃできない」と息子のことを評価し、「(妻も)天国でお祝いしてると思う」と話した。

日を改めて訪問すると、『M-1』決勝を終えた隆が在宅していた。「おやじが死ぬまで仲良く暮らせればいいな」と話す隆に「いいんだか悪いんだか……」と照れ隠しを言う渡邉さんだったが、「感謝しかない」と素直な気持ちを付け加えた。

インターネット上では「大事な時に照れたり飾ったりせずに感謝の気持ちを伝えられる隆さんがかっこいいです」「隆さんから決勝進出を伝えられた時の話をするお父さんの笑顔が良すぎた」「江戸っ子の本当にいいおやじさん。息子を思う優しいまなざしに涙。これから幸せな思いをたくさんしてほしい」と言った親子への温かなコメントで溢れていた。

次回は、2月15日に放送される。

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