キンコン西野、猫と暮らす熟年新婚夫婦の“幸せ”の捉え方に「素敵やなぁ~」

公開: 更新:

1月25日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)には、猫と暮らす熟年夫婦が出演した。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが務める。ゲストはキングコング西野亮廣

今回は回転寿司店でカメラを設置。話しかけてくれた人に、食事代を払う代わりに家を見せてもら企画を実施した。そこで、櫻井さん夫妻が取材に協力してくれることに。

スタッフが訪れると、二人と猫がお出迎え。家には猫グッズがたくさんあった。武さん(62)手作りの戦車は、猫も搭乗可能。手作りの猫マンションには、インターネットで知り合った人たちの飼い猫写真が貼られていた。

また、リビングには、亡くなった猫の写真も。京子さん(55)は「毎朝『おはよう』って(写真の)頭を撫でてね。『元気? 向こうで幸せに暮らしている?』なんて、いつも話しかけています」という。そうした猫たちの話をしていると、京子さんからの目から涙が。「かけがえのない家族。彼らがいるから頑張れるのよ」と述べた。

じつは、京子さんと武さんは再婚。京子さんは26歳の息子がおり、武さんは妻を亡くしているという。三回忌後に飲食店で知り合った二人だが、結婚したのは生活のためが大きいという。京子さんは離婚で住む家がなくなり、武さんも住んでいた一戸建ての土地が、亡くなった妻のお兄さんのものだったので家がなくなってしまった。そうした経緯もあって、櫻井さんたちは一緒に暮らすことになった。京子さんが「愛とか恋とか、そういう年齢じゃない。あんた燃えてる?」と言うと、武さんは「枯れている」と返して笑いあった。

妻が亡くなった際は、何年も泣いていたという武さん。武さんは亡くなった妻のお墓に入るという。京子さんとしてはそれでもいいようで「当たり前じゃないですか。だけど私は一人ぼっちなんですよ。だから私はこの子たちと今いる子(猫)たち。みんな一緒に海にでも撒いてほしいって息子に言っていますよ」とコメントした。

今の生活は、すごく楽しいことも、悲しいこともない淡々とした毎日だが「それこそが一番大事なものなのかなって思うようになりました」と京子さん。そんな彼女の考えに西野は「素敵やなぁ~」と反応していた。

PICK UP