向井理のキャラ崩壊…土下寝、半沢直樹オマージュ台詞に視聴者爆笑「今後はこちらの路線でお願いしたい」『バイプレイヤーズ』

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田口トモロヲ松重豊光石研遠藤憲一らが出演する『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)が、1月15日に放送。インターネット上では、向井理の振り切った演技に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

2017年から放送されている『バイプレイヤーズ』シリーズの新作。今回は、森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”が舞台。辺鄙な撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まったことで起きる大騒動の100日間が描かれる。

田口トモロヲ、柄本時生、光石研
田口トモロヲ、柄本時生、光石研

テレビ東京のドラマ『チーム7』が、まさかの展開を取り入れて視聴率がアップ。その煽りを受けたのが6チャンネル 日曜9時の銀行ドラマ『大合併』だった。地方銀行の合併をめぐる物語で、主演は向井という盤石の態勢だったが、視聴率最下位をとってしまう。

小沢仁志、大倉孝二、津田寛治、六角精児
小沢仁志、大倉孝二、津田寛治、六角精児

2話からのテコ入れが急務の『大合併』。共演者の田口、大倉孝二小沢仁志たちは、名作には必ず決め台詞があるということで、向井へ決め台詞をレクチャーする。放送終了後、ふたを開けてみると、バズったのは小沢と大倉の台詞だった。視聴率は最下位を脱出したが、現場はどこか気まずい雰囲気。しかし、向井は真面目に「僕がバズらなかったのは、台詞を自分のものにしていないからです!」と反省した。

皆の前では明るく振るまうが、陰で悔しさを露わにする向井。彼は、光石、田口、柄本時生に相談を持ちかける。バズりそうな台詞として「手数料泥棒とは俺のことだ!」「理科の理と書いておさむちゃんでーす!」を考案。一方、共演者の津田寛治六角精児たちとも会議を行う。そこで向井は、武田鉄矢主演の名作ドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)を取り入れた「僕は合併しましぇーん!」を提案するが、不穏な空気に……。

津田寛治、六角精児
津田寛治、六角精児

第3話も視聴率アップし、今度は津田と六角の台詞が話題になってしまった。とうとう向井は、田口らに「バズらせてください!」と土下座ならぬ土下寝でお願い。そうしたこともあってか、その後行われたリハーサルは完璧にやり通す。向井は「オレ、失敗しませんから。ここから倍返しです!」と大ヒットドラマの名台詞にかけて誓った。

それから数日後、向井が別現場から遅れて到着。その日に撮影しないと放送に間に合わないだけでなく、バイプレウッドの閉館時間が迫るという危機的状況に。最終シーンは、カットなしの一発撮りを強行するため、津田が「噛んだらヤバい!」と冗談めかして言うと、向井は真に受けてしまう。緊張感が包む中、いよいよ本番。向井はプレッシャーで台詞が飛んでしまった。

放送当日。何も言えない向井を周囲がフォローする模様が、そのまま放送されてしまった。この最終シーンの決め台詞のために、喋らないでいたため、向井の台詞が1時間丸々ない形に。ドラマ放送後のSNSでは、終始無言の向井に反応。逆に喋らないことが、視聴者の熱狂を生み出し「喋れ向井」が、ホッとワード世界一位となり、『大合併』チームは大喜びした。

ネット上では、向井のイメージが崩壊する展開に「二枚目役の向井理もよいけれど、ワタシ的には今日のほうがずっと輝いてみえる。新境地だと思うので、ぜひ今後はこちらの路線でお願いしたい」「私の中の向井理が今日脱皮した」「向井理の土下寝なんて、金輪際お目にかかれないだろうな。ありがとうございます(笑)」との声があった。

次回は1月22日に放送。8チャンネルが観月ありさ主演の医療ドラマ『ドクターZ・5』の撮影を行っていたが、過激なテイストが原因で視聴者から苦情が来てしまう。

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