橋本愛がヒロイン演じる妄想の原点とも言える学園ストーリーに反響続々「圧倒されて動けない」

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橋本愛が、12月18日に放送された南海キャンディーズ山里亮太原作、仲野太賀主演のドラマ『あのコの夢を見たんです。』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~ ※一部地域を除く)の最終話に、ヒロインとして登場。これまで山里が書き溜めてきた“妄想ノート”の原点ともいえるストーリーに、インターネット上では大きな反響があった(以下ネタバレが含まれます)。

実在する人気女優・アイドル・モデルたちのイメージをもとに、恋愛からファンタジーまで縦横無尽に妄想ストーリーを繰り広げる、1話完結型のドラマ。主人公の山里を、民放ドラマ初主演となる仲野が演じる。

学校で孤独だった山里は、クラスの中心にいるヒロインの愛をいつも遠巻きに眺めて、妄想を繰り広げていた。妄想ノートに書かれるのは、広大な宇宙を舞台に、女船長の愛とガンマンの自分が暴れまわる宇宙海賊団の物語。山里は「ノートの中では、僕は王様にもなれるし、歴史上の人物と恋もできた。青春すら謳歌することができた」と、妄想の世界にのめり込んでいく。

しかし、現実では図書室で愛から「何も借りないの?」と声をかけられても、返事すらできない始末。使われていない階段の踊り場で昼飯のパンを頬張りながら、「なんで昨日返事しなかったんだよ~、僕め! 向こうから話しかけてくれたんだぞ。あんなこと二度と無い!」と後悔をにじませていた。

その日も妄想の続きを書こうとノートを開いた山里は、自分の知らない物語の続きが書かれていて、驚いてしまう。別の日にも続きが書かれており、「寝ている間に書いたのかな~?」と首を傾げながら、放課後の教室に戻ってきた山里は、そこで愛と遭遇。窓辺に佇む愛は「ねぇどうするの? 私と一緒に戦ってくれないの?」と話しかけてきて、山里のカバンから妄想ノートを取り出し、涙を流す。

その様子を見た山里は「クラスの花形としての彼女は、僕の妄想だったんだ」と気づく。実は山里と同じく、クラスから孤立していた愛と、彼女に同調して泣き出す山里。愛は、山里の手を取って走り出し、「今こそ、そのノートを私の前で開くのよ」と、物語の続きを紡ぐように促すのだった。

仲野と橋本の熱演に加え、妄想と現実の狭間のようなストーリーにインターネット上では反響が殺到。「妄想が世界をくるりと反転させて心を救うことが美しく表現された最終話だった」「勝手な想像だけど山ちゃんは橋本愛に自分を投影して妄想してるんじゃないかと思えてくる。最終回はあきらかに今までと毛色が違ったもの」「夢から覚めた亮太=太賀さんが美しくて。最終話、凄く良かった。泣くかと思った。なんかもう、圧倒されて動けない」などのコメントが寄せられていた。

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