赤楚衛二“安達”と町田啓太“黒沢”の辛すぎ涙腺崩壊シーンに「この状態で1週間…メンタルもたないです」の声『チェリまほ』第11話

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赤楚衛二町田啓太が出演するドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京ほか、毎週木曜25:00~)の第11話が12月17日に放送。インターネット上では、二人の決断に心苦しくなる視聴者が多くいた(以下ネタバレが含まれます)。

本作は、通称「チェリまほ」として親しまれている豊田悠の同名コミックが原作で、「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」で、第1位を獲得した人気作品。30歳になり、“触れた人の心が読める魔法”を手にした安達清(赤楚)は、営業部のエース・黒沢優一(町田)が、自分に好意を寄せていると知る。

ひと足早く大人の階段を上った柘植将人(浅香航大)が、人の気持ちを察する大変さに苦労していると言い、安達へ魔法に頼りすぎないよう注意してきた。安達は、彼の忠告を受けて、何事も自分の力で解決しようと意気込む。

親友・柘植将人(浅香航大)、安達清(赤楚衛二)
親友・柘植将人(浅香航大)、安達清(赤楚衛二)

提出したコンペの案が一次審査を通過した。しかし、二次審査のプレゼンでは、寺島部長という恐怖の女上司が待ち構えているとの噂が。そこで黒沢が先生となって特訓を開始。申し訳なさそうにする安達に、黒沢は「(プレゼン後の)デートが楽しみ」と前向き。安達が「俺も頑張るわ……デートを楽しむために」とボソッと語った際には「なに? もう一回言って?」とおねだりしてきた。

魔法を使わず、自分の力でプレゼンの準備を進めていく。いよいよプレゼンの日。これを頑張ればデートだ。会社へ行くと、日帰り出張前の黒沢が待っていた。本番前に会えないからと、弁当を用意してくれたのだ。中身は、安達の好物のおかずに「自分を信じて」とのメッセージがあった。

安達清(赤楚衛二)
安達清(赤楚衛二)

エレベーターでぎゅうぎゅうの中、寺島部長の姿が。意図せず彼女と接触し、心の声を読んでしまう。その後プレゼンへ。作戦通りに進めようとするも、突然質問されドギマギ。どうにか返そうとしたが「もう結構よ」と強制終了させられそうになってしまう。悔しさをにじませた安達は、部長が内心思っていたことをそのまま話し、何とかプレゼンを聞いてもらう体勢を整えた。無事に終わらせたものの、“あんなのズルだ”と罪悪感に蝕まれる。

プレゼン後、会社で黒沢と話していると、寺島部長とばったり。彼の案は最終選考に残らなかったが「でも、文具への考えは悪くなかったわ」と告げられた。黒沢は寺島部長が褒めてくれるのはレアだと喜ぶ。一方で安達は、結果的に力を使い、自分の中身が“からっぽ”だと、ひどく落ち込む。

黒沢とのお疲れ会。“こんな魔法さえなくなれば、悩むこともなくなるのかな?”と考えた安達は「黒沢、俺よく分かんないから……教えてくれよ」と語りかける。意を決した黒沢が、ゆっくりと安達にキスをしようと近づく。しかし彼は、安達の願いが“勇気”や“優しさ”だと勘違いしている様子だった。罪の意識を感じた安達は“黒沢の気持ちを全部知っていて、今利用しようとしているんだ!”と突き飛ばしてしまう。

ここで「黒沢に言わなきゃいけないことがある。俺……触った人の心が読めるんだ」と告白。これまで読んできた黒沢の心の声を言い当て「今まで黙っていてごめん。最低だよな。でも、ウソじゃなくて……」と苦しい胸の内を語る。

続けて「俺、魔法の力がなくなるのが怖い。魔法なしじゃ、“黒沢とうまくいかないかも”って(思う)。こんなのおかしいだろ。一緒にいる資格ないだろ。どうしたらいいのか分からないんだよ……」と声を震わせる。それでも黒沢は「苦しくない選択をしてほしい。安達には笑っていてほしい」と包み込む。そして「俺たち、もうここでやめておこうか」と問いかけてきた。安達は一筋の涙を流し、無言で首を縦に振った。

ネット上では、最終回前にまさかの展開となったことで「ほんとにつらいし心に穴空いたマジで……」「一度は思いが通じ合ったのだから、二人には思いを突き通して、恋を叶えて幸せになって欲しい」「まさかのラストで涙腺崩壊……この状態で1週間……メンタルもたないです。。"もう離さない"って言ったのに」といった声があった。

次回、最終話は12月24日に放送。安達と黒沢の心の距離が離れてしまうが……。

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