中井貴一と鈴木京香が空港で熱いキス!ベテランの味に視聴者感嘆「最高だったなぁ」『共演NG』最終話

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中井貴一鈴木京香が出演する連続ドラマ『共演NG』(テレビ東京系、毎週月曜22:00~)の最終話が、12月7日に放送。インターネット上では、2人の演技力を絶賛する声が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は「もしも弱小テレビ局の社運をかけた大型連続ドラマで25年前に破局した“共演NG”の大物俳優が共演することになったら」をテーマに、25年間共演NGだった元恋人同士の大物俳優がなぜか共演してしまうことによって起こる騒動を描いたラブコメディ。企画・原作を秋元康、脚本・監督を大根仁が務める。

出島徹太郎(里見浩太朗)の圧巻の芝居を目の当たりにした大園瞳(鈴木)は、撮影後、駐車場で車に乗り込もうとする遠山英二(中井)の助手席に潜り込み号泣。「役が抜けない」「おじいちゃーん!」などと言いながら彼を抱きしめる。しかし、その様子を英二の妻・雪菜(山口紗弥加)がこっそりと写真に収めていた。場を取り繕う英二にわめき散らす雪菜は、瞳にも「最終回楽しみにしていまーす」と嫌味をぶちまけた。自宅に帰ると、雪菜は隠し撮り写真を見せ、マスコミに売る、ネット上に流すといった爆弾をいつでも落とすことができると脅した。

雪菜(山口紗弥加)
雪菜(山口紗弥加)

ドラマ『殺したいほど愛してる』のラストシーンの台本が上がってこない、内田梢(小野花梨)のストーカー被害、それぞれの所属事務所社長であるマーク野本(リリー・フランキー)と古川しおり(猫背椿)のできちゃった結婚が決まるなど、最終話を前にてんやわんや。そんな中で、相変わらず雪菜に脅される英二は、とうとう「勝手にしろよ!」とヤケになってしまう。

ラストに向けての大切なシーンに追加の台詞が。それは英二演じる譲治の元妻が手首を切って亡くなったというシーンだった。じつはこれは雪菜の体験。なんとか撮影をこなしたものの、今度は最終話のラストシーンの台本が手渡される。その台本には、25年前、英二と瞳が車の中で別れ話をしたやりとりが反映されたものだった。これは、ショーランナーの市原龍(斎藤工)の策略。英二は「こんな展開、無理がありすぎるだろ!」と撮影現場を飛び出してしまった。

ショーランナー・市原龍(斎藤工)
ショーランナー・市原龍(斎藤工)

英二が怒り心頭で家に帰ると、雪菜が手首を切って倒れていた。彼女は笑顔で英二を見つめる。病院へ搬送されるが、雪菜曰く、ただの不注意だという。彼女は『殺したいほど愛してる』が好きで、いつもの英二よりカッコいいとポツリ。それは瞳のおかげとしつつも「でも、英二さんを思う気持ちは一番上」と語りかける。そして、このドラマは2人でなければできないと背中を押してくれた。

腹をくくった英二は、スタッフに、自分の車でラストシーンをやること、そして2人が別れ話をした場所を指定。英二と瞳はラストシーンを見事にやり遂げることができた。撮影終了後、瞳は日韓共作のドラマで海外進出することが決定。英二は空港まで見送りへと向かう。「また共演の話が出たらどうする?」と瞳。英二は「断るよ。この先俺たちはずっと共演NGだ。これ以上共演すると、今度こそ好きになってしまうから」と告げた。笑顔で見つめあったあと、瞳はきびすを返して搭乗口へと向かうが、数歩歩いて振り返り、英二に駆け寄る。そして熱いキスを交わす。

それぞれ新しい道を歩み始めるが、空港でニュースを見た英二は「え!?」と驚き……。

ネット上では、大団円に「べテランの新鮮な味を堪能しました」「最後まで脚本も演出も演技も舌を巻くうまさ! ラストの鈴木京香さまのおキレイな笑」「いろいろぶっ飛んでたところもあったけど結局笑っちゃうし見入っちゃうし、最高だったなぁ」といった声があった。

次回12月14日は特別編。市原がインタビューを通して、これまで謎だった事実を打ち明けていく。

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