左から片渕茜アナ、勝村政信、日向坂46・影山優佳、名波浩

セリエAを9連覇中のイタリアの名門ユヴェントスFCを、サッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)が11月28日から2週連続で特集。1週目の放送では、その強さの秘密と哲学を紐解いた。

前人未到の10連覇に挑むユヴェントス。番組MCの勝村政信は「普通はどこかでチームが崩壊する。どんなに良い選手がいてもバランスが悪ければ勝てませんから。でもユヴェントスにはそれがない」と感嘆。番組アナリストの名波浩も「いくらお金をつぎ込んで選手を集めても9連覇は出来るものじゃない。それがいよいよ2ケタに乗るというのはすごい事」と称賛した。

どのようにしてその強さを維持しているのか。その問いに答えてくれたのは、クラブのレジェンドで現在はユヴェントスの副会長となったパヴェル・ネドヴェド。「私が入団した当時からこのクラブにはずっと変わらないDNAがある。その背景には綿密な計画があり、現場とフロントが一体となってプロジェクトを遂行する力を持っている。サッカー史の中で最も強い組織で、優れたクラブの一つだと自負している」と自信を見せた。

選手たちにも話を聞くと、DFのジョルジオ・キエッリーニは、「クラブを象徴するモットー“Fino alla Fine(最後の最後まで)”の精神が全員に刻み込まれている」と語り、同じくDFのレオナルド・ボヌッチは「長い時間をかけて作り上げてきた信念を、会長をはじめクラブ全員が共有している。ユヴェントスのユニフォームを着た瞬間から勝利とそれ以外の間にはとても大きな隔たりがあることを理解しなければならない」とコメント。さらに守護神のジャンルイジ・ブッフォンは「強さの理由を言葉で表すのは難しいけれど、物質に例えるなら“鋼”だね。核となるメンバーのメンタルの部分や人間的な厚み、選手としての厚み。それを表現するのに的確なものは鋼だと思う」と話した。

選手たちのコメントを受けて勝村は「あの選手たちが心に思っていて、それを口にも出す。これはクラブの長い歴史と強い哲学を感じる」と語り、この日、イタリアからリモートで出演したアルベルト・ザッケローニ元日本代表監督の通訳を務めた矢野大輔も「ユヴェントスに脈々と受け継がれている伝統だと思う」と語った。

伝統を守る一方で、ユヴェントスの強さの秘密には「変化」があるという。地元スポーツ紙の「トゥット・スポルト」のグイド・ヴァチアーゴ記者は「チームを刷新し続けていることにつきます。優勝しながらも重要な選手や監督を毎年変えることはなかなかできる事ではありません」と分析。それを象徴するのが2018年のクリスティアーノ・ロナウドの加入。キエッリーニは「クリスティアーノはこのクラブをすべての面で一つ上のレベルに引き上げた」と語り、「一緒にいるとさらなる成長や、より高い目標を達成するために何が必要なのか改めて気づかされる」と影響の大きさを伝えた。

変化を求める姿勢は監督の起用にも表れている。9連覇中でありながら監督を3人交代。今シーズンからはクラブのレジェンド、アンドレア・ピルロが指揮官として戻ってきた。しかも、ピルロ自身トップチームを率いるのはこれが初めて。チームが好調を維持する中での大胆な起用だ。矢野は「イタリア人のメンタリティからすると、勝っている時にいじるのは難しい事。しかし、ユヴェントスの場合は変化を恐れない。歴史を大切にしながらも、どんどん前に進めようとする姿勢が見て取れる」と分析した。

ゆるぎない哲学と変化を恐れない姿勢。ファンクラブの会長に話を聞いても「目先の勝利ではなく、将来を見据えた若い選手の獲得。これが強みです。その若手にベテラン選手がユヴェントスらしさを伝える。これが上手く行っているのだと思います」と語ると、スペシャルアナリストの日向坂46影山優佳は「アイドルの中でも“ファンは推しに似る”と言われていて、クラブの振る舞いがサポーターにも浸透しているのだと思いました」とコメント。矢野も「サポーターなどを含めた人たちが、クラブのスタッフのように哲学を共有している」と、クラブのビジョンが浸透していることを伝えた。

そして、クラブの伝統と変革を間近で見てきたブッフォンは「ここ10年でサッカーはまったく新しいモノに変化した。当然、常に変化に順応して、新しいものを受け入れ進歩することは美しいし大切だと思う。しかし、これまで培ってきた譲れないものも自分たちの特長として同時に忘れてはいけない」と話していた。

次週、12月5日の放送では、経営面から王者ユヴェントスの哲学に迫り、サッカークラブの枠を超えた壮大な取り組みの全貌を明らかにしていく。

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