お互いの過去を理解し合うアラフォー夫婦「子供と公園でピクニック」の夢が結婚の決め手に

公開:

11月23日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、お互いの過去を理解し合い、幸せに暮らすアラフォー夫婦の家を訪問した。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが務める。

千葉駅でスタッフが数人に声をかけ、断られ続けていたところに、一人の女性が「何の撮影ですか? 家ついていくやつだと思って話しかけちゃいました」と声をかけてきた。30代は悶々として過ごしていたという藤原純子さん(42歳)は、同番組の大ファンで、これまでも欠かさず視聴していたと言い、「番組に出るのが夢だった」と語る。

純子さんは3年前に、交際半年でご主人・覚也さん(45歳)と結婚。すぐに子宝にも恵まれ、現在は2歳の双子の女の子を育てている。1か月前に都内から引っ越してきたばかりだというちはら台駅が最寄りの自宅は、築5年、3LDKの家賃12万円の戸建てだ。寝静まった家に明かりを灯し、家族が寝ている2階の寝室で爆睡している覚也さんを起こす純子さん。「私の夢が叶ったんだけど」と話しかけると、最初は寝ぼけていて状況を把握できなかった覚也さんだったが、突然の訪問にも快く応じ、「もし連れて来たらどんなに起こしてもいいっていう約束をお互いにしてたんですよ」と以前から夫婦で同番組の話をしていたと嬉しそうに明かした。

2人の出会いは18年前で、元々は同じ職場(ブルーノート東京)の同僚だった。しかも、覚也さんは純子さんの同期の女性と一度結婚した過去があり、元奥さんと親しかった純子さんは2人の結婚式にも心から祝福し参加していたという。しかし、覚也さんはわずか11か月で離婚。相手の女性が子供を望まなかったことが理由だと打ち明けた。

一方の純子さんは、32歳の頃に、3歳年下のお好み焼き屋の男性と交際。4年近くお付き合いをするも、相手の携帯を見た際に、家庭のある雰囲気を感じ取り問いただすと、結婚していたことが発覚。深い絶望に打ちのめされながらも婚活を決意した純子さんだったが、「0から好きになるって30代後半になると難しいですよね」と当時の心境を吐露。そうした中、2人は再会したという。

その際、純子さんが「結婚して子供が欲しいから誰か紹介してください」と覚也さんにお願いすると、「俺ぐらいしかいないよ」と返答したため、半分、鵜呑みにした純子さんは、後日、食事に誘い、数か月で交際がスタート。けれど、交際前の会話で、既に結婚の決め手があったと振り返る。それは「3年後の休日に何をしていたいか?」という問いかけをした際、「子供と公園でピクニックをしたい」と、共に同じ未来を見つめていたことだった。

そんな未来が現実となった今、純子さんが幸せを感じる瞬間は、キッチンの窓から外で遊んでいるパパと双子に「そろそろご飯だよー」と呼びかける時だという。そして、「あの頃(出会った当時)の私たちが、まずここに一緒にいること自体が考えられなかった。本当に幸せに過ごしています」と幸福に満ちた笑顔で語った。

次回は11月30日に放送される。

PICK UP