なにわ男子・大西流星演じる引きこもり男子・桃井の変化に視聴者感動「よく頑張ったよ、桃てぃん」

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なにわ男子関西ジャニーズJr.)が主演するドラマホリック『メンズ校』(テレビ東京系、毎週水曜24:12~)の第6話が11月11日に放送された。この回で、引きこもり男子・桃井天(大西流星)が、初めて仲間たちと交流する姿が描かれたのだが、一歩前に踏み出した桃井の行動に対してインターネット上では、「今日は刺さりまくる、泣いてしまう」「わーん! 抱きしめてあげたい! よく頑張ったよ、桃てぃん」といったコメントで盛り上がっていた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、和泉かねよし著「メンズ校」(小学館フラワーコミックス刊/全8巻)が原作で、貴重な“アオハル(青春)”時代をドへき地にある全寮制名門高校という男だらけの閉ざされた場所で送っている、男子高校生7人の“ひと夏の物語”が描かれる。

離島にある全寮制の進学校「私立栖鳳(せいほう)高校」に入学した牧主税(道枝駿佑)。ある日、野上英敏(西畑大吾)は新たな脱走計画を牧たちに打ち明ける。計画は翌日。急な決定に驚くのは目の前にいるいつもの仲間……と陰から盗み聞きしていた桃井(大西)だった。

翌日、制服を着て足取り重く学校に向かう桃井。前夜、鬼河原先生(袴田吉彦)に「授業を欠席できるのも終わりだぞ」と警告を受けてしまったのだ。そこに藤井先輩と野上のグループに挟まれそうになり、思わず横の保健室に逃げ込み鍵をかける。後ろでは冴えない保健教諭、福原綾子(福田麻由子)が心配そうに見ている。

その状況を知らない野上は福原に無理やり鍵を開けさせ「明日ここにいる全員を盲腸にさせ、緊急医療を呼んでくれ」と無理難題を突き付けるが即却下。そのやりとりを桃井は逃げ込んだベッドの下で見ていた。

しかし野上は、桃井がいたことに気が付いていたので彼を待ち伏せて、保健室での話を聞いたかどうか問い詰める。「僕もこんなところにはいたくない」と打ち明ける桃井。そこにやってきた花井衛(長尾謙杜)、神木累(高橋恭平)、源田新(藤原丈一郎)に野上は桃井を脱走仲間として紹介する。「見ない顔だな」と言われるが、“引きこもり”を隠したい桃井は寮もクラスも違うとごまかした。加えて、花井に名前を聞かれた桃井はとっさに自身のことを「ゴン」と答えてしまい「権田」だと思われてしまう。

翌日、自分に気が付かず横を通り過ぎた野上に対しショックを受ける桃井だったが、後ろから花井に「ゴン!」と呼び留められ、5人が初めて桃井が仲間になったことを確認した。

「盲腸脱走作戦」が失敗に終わり、新たな計画を練っていると「ハンググライダーは?」と提案する桃井。驚く5人だったが、桃井の知識と野上の天才的な分析力で、次の脱走計画はお手製のハングライダーを使うことになった。ハングライダーに必要な素材は桃井の部屋の遮光カーテンの役割をしていたが迷わずそれを提供した。布がなくなり、光が入るようになった部屋で桃井は仲間たちとのやり取りを思い出し、楽しそうな顔をしていた。

ようやく完成したハングライダーに脱走後の願いをペイントする6人。桃井のコメントを見た仲間は「すっごくいいね」と賛同する。帰り道「飛べるのかな……」と桃井がつぶやくと、みんなは「無理だ」と言う。「じゃぁ何でこんなことするの? 楽しくなくても将来に役に立つことに時間を使わないとだめじゃないの?」と理解できない桃井に対し、「将来役立つことにしか時間を使えなくなった時“あの時あんなに面白いことをやった仲間がいるんだ”という思い出があれば頑張れる」という源田の言葉に何かを思う桃井。夜、ハングライダーに書いた“自分になりたい”という願いと“権田”の名前を見つめた。

翌朝、脱走計画を練っていた5人を見つけると、引きこもりのこと、前からみんなが楽しそうにしている様子を見ていて、うらやましかったこと、仲間に入れてもらえてもうそをついていたことを白状する。それを聞いた花井は「僕もうそをついていたけど、みんなのおかげで本当の僕になれた」と言い、5人は改めて「桃井天」として桃井を仲間として迎えた。

ネット上では、「自分になりたいって結構刺さる言葉だわ」「桃てぃんがどんどん変化していく様子がすごい伝わってくる。上手!」という感想の他に「今週良かった! 毎週心があったかくなる」「今週も涙がほろりしてしまう。メンズ校。アオハルっていいなぁ」との感想が多数あがっていた。

次回の第7話は11月18日に放送。脱走が成功!? 大きなショッピングモールの前にたたずむ5人は……。

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