中井貴一、自虐満載のテレビ東京を「ここに局の強さがある」と絶賛!鈴木京香と大人のコメディ

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10月26日からテレビ東京系にて放送がスタートする連続ドラマ『共演NG』(毎週月曜22:00~)のオンライン会見が22日に開催され、主演を務める中井貴一とヒロインの鈴木京香が出席。中井は「キュンを強く感じていただける作品です」とアピールした。

本作は「もしも弱小テレビ局の社運をかけた大型連続ドラマで25年前に破局した“共演NG”の大物俳優が共演することになったら」をテーマに、25年間共演NGだった元恋人同士の大物俳優がなぜか共演してしまうことによって起こる騒動を描いたラブコメディ。企画・原作を秋元康、脚本・監督を大根仁が務める。

オンラインで行われた会見に中井は「みなさんのお顔も見えませんし、時代はこうなっているんだな」としみじみ語ると「そんななか、フェイスシールド、マスク、看護師さんにもついていただきました」とコロナ禍での撮影を振り返る。

続けて中井は「人々の心がすさんでしまうのが一番怖い。それが癒せるのが文化や芸術なのかなと。そのはしくれにいる僕らが、ちょっとでも楽しい時間になっていただけたらと思って作った大人のコメディです」と胸の内を明かす。

鈴木も「新しい環境で大変なこともありましたが、こんなに充実した時間はなかった」と大満足の撮影だったことを明かすと「100発100中で笑っていただけるところもあり、ドラマ好きの私が見ても面白い作品。ドラマの面白さ、中井貴一さんの素晴らしさを広げていただければ」と作品をアピールした。

コメディでありつつも、胸がキュンとするストーリーであることが気に入っているという中井。「いろいろな経験をしてきた男と女が、どういうふうに再び出会い、これからの人生を歩んでいくのか。キュンを感じていただくために、コメディを演じるという感覚で臨みました」と役へのアプローチ方法を述べる。

劇中には、2人のラブシーンもあるという。中井は「大根監督のアイデアが素晴らしく『なるほどな』と思えるシーンになっています」と期待を煽ると、鈴木も「ネタバレになるのであまり言えませんが、ラストシーンがとても素敵なんです」と追随していた。

舞台は弱小テレビ局・テレビ東洋。「テレビ東京という局で、テレビ東洋が出てくる。見ているうちに混乱してくると思う」と中井は笑うと「自分たちの局を、ここまで自虐的に描くところにテレビ東京の強さがあります」と初主演となるテレビ東京のドラマ作りに脱帽していた。

<第1話 あらすじ>
テレビ東洋が社運を賭ける新ドラマ『殺したいほど愛してる』の目玉は、人気俳優・遠山英二(中井)と大園瞳(鈴木)の“奇跡の共演”。2人は元恋人で、英二の「二股交際」が原因で破局して以来ずっと“共演NG”だったのだ。そんな2人が何故か25年ぶりにW主演を務めるということで注目が集まり、制作発表のホテルにはマスコミが殺到。しかし、当の2人の恨みは根深く、会場入りの時間を巡って早くも攻防戦が勃発する!

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