名倉潤も共感…いしだ壱成が殺害予告で“うつ病”を告白「心の病気って…」『じっくり聞いタロウ』

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ネプチューン名倉潤次長課長河本準一らがMCを務める『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)が10月8日に放送。いしだ壱成が出演した。

1993年放送の月9ドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)、1995年放送の『未成年』(TBS系)など、人気ドラマに多数出演。俳優業だけではなく、ピタTを着る“フェミ男”としてモデルでも活躍した石田。そんな彼がSNS上の誹謗中傷に遭い、自殺まで考える日々が続いたという。

現在、24歳年下の女性と結婚し、一児のパパ。東京を離れて石川県で暮らしている。そんな中、買い物から帰ると、警察に囲まれて「殺害予告が出ていますので保護します」と言われたという。殺害予告が届いたのは東京の事務所。警察署に行って心当たりがあるか問われたがもちろんない。警察署に泊まるわけにもいかず、そのまま帰宅。殺害予告の指定日前後には、随時覆面パトカーが5台ほどついてきたことを明かした。

当時、いしだはインターネット上でバッシングを受けていた。彼曰く、理由は歳の差で交際し、そのままその女性と結婚したため。彼の話を聞いて「意味が分からへん。書いている人アホちゃうん。一般の人でも年下と結婚する人おるやろ」と名倉。いしだは、歳の差で結婚をして、イチャイチャしていることから「それが気に食わなかった(みたい)」と理由を述べた。

結果的に犯人は捕まることはなく、その後も誹謗中傷は止まることがなかった。ひどい時は、Twitterで一言つぶやくだけで2万件ほどの罵詈雑言のリプライが。いしだはそうした経緯もあって「うつ病になってしまいまして。(バッシングを)見なければよかったんですけど、気になって……」と回顧。朝に目が覚めた瞬間、死ぬことと向き合う毎日を過ごし、半年間、仕事を休まざるを得なくなった。

いしだが“飛び降りたら痛いかな”と思うことがあると述べると、自身もうつ病を患っていた名倉は「例えば景色の良いところで、ベランダからすぐ下見て“今飛び降りたらどうなるんやろ”って考えてしまう」と同調。いしだの妻が勉強して接してくれたと述べると、名倉は「それってすっごく大きいのよ」と一言。「心の病気って(周囲が)大切にしないと、ほんまにトンっといってしまうからね」と注意喚起した。

じつは10代後半のときにも同じ症状に悩まされた。いしだは『ひとつ屋根の下2』撮影中に「どーんとなってしまって」と告白。自分の性格と芸能界で求められる若者のリーダーとのギャップに苦しんでいた中で仕事をしているうちに、体のほうがついていかなくなった。突然太ったり、撮影中に言葉が出てこなかったり、スプーンが持てないことも。名倉は「そんなんやから余計“頑張らないと”とは思うわけ。でも、その“頑張らないと”があかんかったんやと思う」と語っていた。

次回は10月15日に放送。五味洋治、城内康伸、野口孝行が出演する。

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