『サクセス荘2』最終話の締めはまさかの『半沢直樹』ネタ!メンバーの即興劇に「笑いすぎて涙でた」の声

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2.5次元舞台のパイオニア・ネルケプランニングと脚本家・徳尾浩司がタッグを組んだ木ドラ25『テレビ演劇 サクセス荘2』(テレビ東京系、毎週木曜25:00~)の最終話が、9月24日に放送された。インターネット上では終了を惜しむ声が殺到し、3期を望むコメントも寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、未来の成功(サクセス)を夢見る住人たちが住む「サクセス荘」での日常を描くテレビ演劇。最終話となる今回は「サクセス即興フェスティバル」の第2弾が行われ、8人のメンバーが様々な即興演劇に挑戦した。

アンテナ(有澤樟太郎)の司会で幕を開けた「即興フェスティバル」は、メンバーが2チームに分かれて、それぞれお題に沿った芝居を即興で演じてみせるというもの。運命の分かれ道となるチーム決めでは、白チームが、アンテナ、ミスター(高橋健介)、ユッキー(高木俊)、サー(荒牧慶彦)に、黄チームが、ゴーちゃん(和田雅成)、虎次郎(spi)、チャップ(定本楓馬)、ムーさん(玉城裕規)に決定した。

相手チームが引いた「お題」に「演技スタイル」を加えた即興劇を行う第1回戦では、先攻となる白チームが、お題の「おかかおにぎり」を「全員キザ」という演技スタイルで演じることに。

「今日もおかかおにぎりを作る日々がはじまった」と口火を切ったサーに乗っかる形で、バイト先の先輩として登場するアンテナ。さらに、その先輩のユッキーと、そのまた先輩のミスターも加わり、全員でおかかおにぎりの作り方を唱和するという展開に、黄チームも爆笑。ゴーちゃんは、白チームの即興劇について「めちゃくちゃ面白かった」と褒めながらも、アンテナの演技について「ただ、あたふたしてた」と指摘していた。

そんな後攻の黄チームは、お題の「取り調べ」を「全員妖怪」という演技スタイルで演じてみせる。チャップが一反木綿に扮して人間界に行ってしまった妖怪を取り調べるという設定を作り上げると、そこに「キタタロウ」を名乗るゴーちゃんと、「金の妖怪」を名乗る虎次郎と、名乗らずにバサーっと飛んでくるムーさんが乗っかり、謎の展開に発展。白チームのサーは「チャップが作ったストーリーはよかった」と評価していた。

続く「お題」と「ミュージック」に沿った芝居を行う第2回戦では、黄チームが「夏野菜」をお題に、「ホラーミュージック」に沿った芝居を披露。紫の衣装のムーさんはナス、赤い服のゴーちゃんはトマト、チャップはニンジンになりきり、八百屋に扮する虎次郎と演技合戦を繰り広げた。

対する黄チームは「動物園」というお題を「SFミュージック」に乗せて演じることに。ライオンの姿になってしまった人間というSFチックな設定を盛り込んできたアンテナに、飼育員として乗っかるサーと、動物の考えていることがわかる装置を持ち出すユッキー、そして、なぜかアンテナとETの名場面を再現するミスター。白チームのゴーちゃんは「そっち上手だな、ちゃんと物語が動いている!」と絶賛していた。

そして、最後は全員参加の即興劇。「輪ゴム工場」をお題に演技を繰り広げる8人だったが、最後はミスターがサーに土下座を要求するという展開に。まさかの『半沢直樹』のパロディで締めくくられた最終話に、スタッフからは拍手が巻き起こるが、メンバーからは「最終回ですか?」「大丈夫これ?」と疑問の声が挙がっていた。

インターネット上では、ゆるい雰囲気で幕を閉じたシーズン2に絶賛の声が殺到。「最後の全員でのエチュードでラストに半沢直樹ネタやってんの超笑った」「最終回めちゃくちゃ笑った~笑いすぎて涙でた」「締まらないラストがある意味サクセス荘らしくて良かったw」などの声と共に「終わっちゃったの寂し~~~!! ふさぎがちな日々にパッと明るいサクセス荘2があって本当に良かったです」など感謝を伝える投稿も多かった。

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