池田エライザ演じる“菜々”が、手を振る濱田岳“橋田”に「キモッ」とバッサリ『働かざる者たち』

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濱田岳が主演を務めるドラマパラビ『働かざる者たち』(テレビ東京系、毎週水曜24:58~)の第3話が9月9日に放送。池田エライザ演じる川江菜々から“ドS”発言をされる一幕があった。

本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」にて連載され、小学館クリエイティブから単行本が発行されたサレンダー橋本の同名人気コミックをドラマ化。漫画家ながら「毎産新聞社」のシステム部に勤める入社7年目の主人公・橋田一(濱田)が、勤労意欲のない周囲の社員たちを見て、自分の生き方を模索していく姿を描いたヒューマンストーリー。

週に一度の宿直の日。印刷工場で、印刷物が1枚も出ないというシステム障害が発生した連絡を受けた。このままだと賠償金を払わなければならないと脅された橋田は「貧乏くじ引いた~」と現場へ急ぐ。工場に行くと何とかエラーはなくなり、印刷も稼働してくれた。

現場スタッフと話していると、印刷部の山中達彦(甲本雅裕)がやって来た。スマホを片手に「どけ。お前の後ろにレアキャラいるんだよ」とゲームに興じる。彼は、上司の注意も聞かずにどこかへ行ってしまった。「あのバカ、働ないでずっとゲームやっている」と陰口を聞いた橋田は、この会社にも“働かざる者”がいると確信した。

山中に興味を持った橋田は「もうちょっと真面目に働いたほうがいいんじゃないですか?」と投げかける。山中にも言い分があるようで、会社が他の新聞社も受け入れるようになったため「あんなクソみたいなゴシップ新聞刷りたくねーんだよ」と愚痴をこぼす。さらに、橋田のような本社の人間の給料を維持するため、好き勝手“クソ新聞”を受託させられているのが自分たちだと卑下。続けて「でもな。魂からっぽで上っ面だけ合わせて働くお前みたいなやつは、働かねー俺よりもクソ以下だぜ」とぶつけてきた。

彼の言葉に言い返せなかった自分にショックを受ける橋田。彼が屋上で思い悩んでいると菜々が顔を出す。彼女を見て笑顔で手を振る橋田だが「キモッ」と一蹴。橋田は、夜勤での出来事を明かしつつ、あえて「言い返さなかった」と強がった。菜々は「その人は間違っていないと思う。実際そうじゃん。働かなくなってこの会社はお給料をもらえる。そういうふうにできている。だったら、働くことってそんなに偉いの?」とポツリ。もっと漫画を頑張るべきだと説教した。

後日、またも印刷工場でエラーが起こる。現場に向かうと、山中が“プロの職人”としての一面を垣間見せる瞬間を目撃する……。

次回第4話は9月16日の放送。地方の通信社へ出張することになった橋田が、平日の昼間から住民たちと酒を飲む堀孝一(浜野謙太)と出会う。

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