ナイツ土屋伸之が創始者!消しゴムサッカーで世界展開?

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消しゴムサッカーをする勝村政信、都並敏史、土屋伸之
消しゴムサッカーをする勝村政信、都並敏史、土屋伸之

ナイツ土屋伸之が、9月5日放送のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)にゲスト出演。自身が10歳のときに生み出し、30年以上続けているゲーム“消しゴムサッカー”(通称:消しサカ)の魅力を語った。

これまで番組では、サッカーとビリヤードが融合した“ビリッカー”。サッカーとダーツが融合した“フットダーツ”、そして、サッカーとゴルフが融合した“フットゴルフ”など、様々な形のサッカーを紹介してきた。

今回土屋が紹介する“消しサカ”は、一昨年放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でカミングアウトするまでは約30年間にわたり1人でやっていたが、現在はグッズやルールブックを作り、World Eraser Football Association(WEFA)の初代会長を名乗り普及活動を開始。去年8月には全国から消しサカファンが集い、初のカップ戦「つちやのぶゆき杯」が開催された。

また、自身のYouTubeチャンネルでも試合の模様を撮影・編集して配信。さらにゴールやルールブック、ボールペン、サイコロが入った「消しサカセット(1500円税込)」を販売するなど力を入れている。今回の番組出演も「ビッグチャンスなんです!」と大喜び。さらに「クリスティアーノ・ロナウドとかリオネル・メッシに見つかればバズるかもしれないので、スペイン語、ポルトガル語バージョンも作っています」と野望を披露した。なお、「消しサカセット」は1000個作って800個余っている(収録時)とのことなので気になる方はぜひ検索を。

そんな消しサカのルールを簡単に紹介。キン肉マン消しゴムやウルトラマン消しゴムなど自立する消しゴムを選手(なければ普通の消しゴムでもOK)、サイコロをボール、テーブルをピッチに見立てて行われる11人制サッカー。奇数チームと偶数チームに分かれ、攻撃側はノック式のボールペンで選手をはじくことでサイコロを操作。サイコロがゴールに入れば得点となる。また、奇数(偶数)チームの攻撃時にサイコロの目が奇数(偶数)だった場合は連続プレーが可能で、選手がサイコロに当たらなかったり、奇数(偶数)が出なかったりした場合は攻守が入れ替わる。そのほか、選手同士の激しい接触はファウルとなり、フリーキックが与えられるなど、サッカーに準じた細かなルールが設けられている。公式ルールでは試合時間30分で、机の大きさは70×120cmが推奨サイズとされている。

土屋はスタジオに消しサカ選手たちを持参。消しサカ界のメッシと言われる“セブンガー”、土屋が小学生時代から重宝しているという“都並”、さらに白い消しゴムを自分で掘った“バッジオ”などを披露した。デモンストレーションのフリーキックでは、セブンガーがゴール前の選手たちの頭上を超える浮き玉のシュートで見事ゴール。そのほかにも想像以上に多彩なプレーの数々に、番組アナリストの都並敏史は「おもしれえ!」と大興奮。土屋vs勝村政信&都並チームで試合を行い、最終的に土屋がスーパーゴールを叩き込み、創始者としての貫禄を見せつけるなど大盛りあがりとなった。

土屋は「本当は自分でスポーツをやりたい側だったのですが運動神経がなくて。違うものでスポーツを作るのが好きだったんです。消しサカを含めていろんなサッカーが盛り上がれば」と期待を寄せ、勝村も「アイデアって素晴らしい」と称賛していた。

さらに番組では、次世代のサッカーとしてドローンサッカーをVTRで紹介。この競技は、ドローンを使って5vs5で行われるチームスポーツで、空中に設置したリング状のゴールを通過することで得点となる。5機のうち1機がストライカーと呼ばれる唯一得点できる機体で、他の4機のフィールドプレイヤーと連携しながら相手ゴールを目指す。2016年に韓国でルール化され、わずか1年で300チームが生まれるほどのブームに。ドローンサッカーは2025年にはワールドカップが開催される予定だ。

こちらはブレインスカウター・サトミキこと佐藤美希が挑戦。3vs3のルールでストライカーを任された佐藤は、最初は慣れないドローンの操作に苦戦しながらも後半ゴールをゲット。機体それぞれに攻守の役割があり、佐藤も「こういう感じでサッカーに結びつくとは思わなかったです。もうハマりました」と笑顔を見せた。空中での激しい攻防とスピード感はドローンならではのもので、これを見た土屋は「悔しいですがやってみたいと思いました」と最新のサッカーにも興味を持ったようだ。

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