矢作穂香、市原隼人扮する隠戸の部屋で「YAZAWAはどこだー!?」と暴走『おしゃ子』続編に期待する声

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矢作穂香主演の水ドラ25『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』(テレビ東京系、毎週水曜25:28~)の最終話が9月2日に放送された。インターネット上では、市原隼人演じるお目付け役&ボディーガード・隠戸九雲が元ヤンだった事実や、彼の家をつっこみまくるおしゃ子(矢作)のコメディエンヌぶりに多くの反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、2015年から2016年にかけてWEBマガジン「Yahoo!不動産おうちマガジン」暮らしとカルチャーを紹介する「ROOMIE」にて連載されていたWEB漫画「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」(著:かっぴー)が原作。おしゃれ一族イエーガー家の一人娘で、おしゃれな家に住んでいる男としか付き合えない「おしゃ家ソムリエ」であるイエーガー・おしゃ子(矢作)が、25歳の誕生日を迎えるまでに、理想の男性を見つけるために奔走する姿を描いた物語。これまで、ベンチャー企業社長(金子大地)や美大卒デザイナー(岡山天音)、アパレルショップ店員(市川知宏)ら、イケメンくんたちと出会うが、彼らの“ぶしゃ部屋”を強烈な毒舌とオリジナルな「おしゃ語録」でぶった切り、交際には至らず……。

先週(第7話)、イケメン草食系男子・音無草(佐野岳)の家へ行ったおしゃ子。恐ろしい裏の顔をもつ彼に襲われるが、間一髪、隠戸(市原)が助けに入り、危機は免れたが気を失ってしまう。目を覚ますとなんと隠戸の部屋にいた。しかしそこは黒服を着た普段の彼の姿からは想像もできないような部屋で、グラスを持つおしゃ子の手がカタカタ震えだす。

おしゃ子は雄叫びを上げたあと、堰を切ったように「助けてもらった身分だし、突っ込んじゃいけないってわかってるんだけど耐えきれない!」と、マイルドヤンキーを匂わすインテリアを指摘し、隠戸に「元ヤンなの~~~!?」と鬼ツッコミ。目隠しに使っているアニマル柄の布や、ふわふわのフェイクファー、床に直置きされた酒瓶コーナー「サケテリア」(おしゃ語録)などを次々にぶった切る。挙句に「YAZAWAはどこだー!? こういう部屋には必ずYAZAWAがいると聞いている!」と、辺りを見回すおしゃ子に、隠戸は「YAZAWAというより、ザイル(EXILE)です」と答えると、その省略のされかたにも「エグを略すなら江口洋介はちょうすけ?」と頭の中は大混乱!

暴走が止まらないおしゃ子に向かって、隠戸は「お嬢様! 手前の家はどうでもいいじゃありませんか! 手前はお相手候補じゃありませんし」と制し、おなかが空いたおしゃ子の為に、ご飯を用意するのだった。

翌日、カフェ「カフェ・ド・イキッケ」で、店長(MEGUMI)と友人・金荷くすき(富田望生)に「私、センス枯れたかもしれない!」と泣きつく。隠戸の家について「あんなに最悪なのに、はじめて食べた“ぶしゃグルメ”が美味しくて、落書きやぶしゃ本探しも楽しくて」と、彼の部屋を「自然と“もっと居たい”と思える家で、すごくいい家だな」と思ったことを話すと同時に「これまで自分の求めてきたものは何だったのか」と悩むのだった。

店長とくすきの言葉をヒントに、答えを見出したおしゃ子が、店を飛び出し向かった先は、隠戸の家。再びあがり込んで、小さい冷蔵庫や天井からぶら下がったハンドル(インテリア)にツッコミを入れまくった後「この家より、おしゃれな家はないみたい」と掌返し。

おしゃ子は、「さんざん探した結果、一番大事なものが近くにあったとか、超絶ダサすぎる!」と告白する。「女から告白とかダサい」と、しょんぼりベッドに腰かける彼女に、隠戸が出した答えとは……。

ラストは、“イエーガー家だけの特殊体質”も明らかになり、波乱のエンディングを飾った。

ネット上では、「矢作ちゃん可愛いのにぶっ飛んだ演技でファンになった」「マイルドヤンキーのイデアとしての市原隼人が最高だった。隠戸の部屋! ああいう部屋がおちつくのもわっかる~」と、コメディエンヌぶりが光っていた矢作や市原へコメントや、「これまでと違う流れの最終回。ダサさの先におしゃれがあるのか? 続きを見せてほしいぞ、おしゃ子!」「おしゃ子、最終回おもしろかった~。隠戸家、ナイス(笑)そして、エロかった!! シーズン2もあるといいな」と、続編を期待する声も上がっていた。

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