稲川淳二、登場してすぐに「いるね」と霊を感知『最恐映像ノンストップ8』

公開: 更新:

稲川淳二が、8月26日放送の『最恐映像ノンストップ8』(テレビ東京系)に出演。ご意見番として、恐怖映像や因縁物、心霊写真に対し、独自の目線でコメントした。

同番組は、一台のバスに乗り込んだ芸能人たちが、さまざまな恐怖映像や、体験者自らが語る恐怖の物語に震えながら、実在する恐怖スポットを巡っていくという企画。今回はこれまでのバスに代わりに、茨城県にある廃校を利用して撮影。MCを中山秀征が務め、ゲストには稲川をはじめ、西村知美土田晃之藤田ニコルサンシャイン池崎らが登場した。

“心霊界の生きるレジェンド”と称され登場した怪談家の稲川は、登場するなり「いるね」とポツリ。「磁場ってそうなんですよ、上の温度が上がると低い方に(霊が)移るようになる。体温測ったらすごい低かった」と話し出すと、土田も「我々も測ったがみんな低かった」と同意。「ということは、この中の誰かに今、憑いているんですよ」と稲川。そして「帰れお前ら」と大声で叫ぶ。撮影中、稲川はこの後も何度か「帰れお前は」などと突如、大声で霊に怒るような口調で叫び出す一幕があった。

番組では、恐怖映像を連続で流し、最恐映像の瞬間を再恐(再び巻き戻し)し確認。藤田も思わず目を隠し「無理無理無理!」と何度も目を背ける恐怖映像が映し出された。また、全国から届いた、人の念が宿ったもの、悪影響を及ぼす魂が入っているとも言われている“因縁物”を紹介。所有者も登場し、恐怖エピソードが語られた。

中でも因縁物の供養をすることでも有名な怪談和尚の三木住職が持ってきた小さな可愛い女の子の人形には、最強の因縁が隠されていた。実はこの人形は、お寺に供養してほしいと持ち込まれたもの。持ち主は30代の女性で、海外旅行先で買ってきた人形だという。旅先から人形を自宅に持ち帰った持ち主は、人形をカバンの中に閉まってから就寝。しかし、翌朝目を覚ますと、人形は女性の枕元に置かれていた。その後も、何度も違う場所に置いても、捨てようとしても、翌朝になると必ず布団の上に戻ってきてしまうという。

怖くなった女性は、大雨の日に母親と車を走らせ、山道から思い切り遠くに人形を投げて帰宅。けれども朝になり目を覚ますと、泥だらけの濡れた人形が枕元に。驚きリビングの母親の元にいくと、人形と同じ汚れた母親の姿が……。どうやら毎回、母親が人形に操られているかのごとく、人形を取り戻しに行っていたようで、母親にはその間の記憶はないという。

そうした恐怖体験を経てお寺に持ち込まれた人形だったが、住職の手元に来てから、さらに恐怖がエスカレート。人形をお焚き上げしよう持ち主を呼び出したところ、当日になると本堂から忽然と人形が消えてしまったという。お寺には防犯カメラが設置してあり、人形がなくなった日の映像を見てみると、帽子をかぶりマスクをした男性が人形を手にする姿が映し出された。そして3日後、またしても同じ男性が人形を戻しに来る映像が残されていたという。中山が「大切なものって自分の気や念があって、それを受け継いだ人に何かが起きることがある」と話すと、三木住職は「私たち人間も魂が体を動かしている。人形も同じく魂次第で因縁を宿すのではないか……全てはその人の心根次第、恐らく人間もそうなんでしょうね」と見解を示した。

PICK UP