水野美紀、夫としっぽりするはずが…橋本大地&武井壮を撃破!?『浦安鉄筋家族』放送再開

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影がストップし、放送も中断していたドラマ24『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)。このたび、8月21日に第7話が放送されることがわかった。放送休止中には主人公一家・大沢木家のロケ地が取り壊しになるという前代未聞のアクシデントも発生したが、第7話では新旧の大沢木家が混在し、セリフでもこのアクシデントをいじるなど、遊び心満載の回になっている。

「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で25年以上連載中の浜岡賢次による大人気ギャグ漫画が原作だけあり、実写ドラマもクレイジーなキャラクターたちが所狭しと画面で躍動し、大きな話題になっていた。しかも、放送休止中には、前代未聞の“メインロケ地の取り壊し騒動”なども起こり、視聴者からは「大丈夫なの?」と心配する声も多数あがっていた。

一体どんな編集がなされているのかという点でも大きな注目を集める第7話。この回では、大沢木家の妻・順子(水野美紀)が、結婚記念日に夫・大鉄(佐藤二朗)と二人でしっぽりと飲もうとお酒「山田誉」の一升瓶を買ってくるものの、瓶のふたが開かずに悪戦苦闘する姿が描かれる。

“家族総出”で瓶のふたを開けようとするも失敗。長男の晴郎(本多力)は懸賞金をかけ、ふたを開ける猛者をインターネットで募るという展開だが、放送再開後も大沢木家のハイテンションは継続。なかでも水野演じる順子は、いままで以上にキレキレの演技を披露している。

岸井ゆきの、水野美紀、本多力
岸井ゆきの、水野美紀、本多力

さまざまな挑戦者が大沢木家にやってくるが、故・橋本真也さんの長男で、現役の大日本プロレスチャンピオン橋本大地が、プロレスラー橋友信也役で登場すると、順子と激しいバトルを展開。橋友は容赦なくメッタ打ちにし、千鳥足になる順子に四の字固めをかける。しかし、順子は力を振り絞り、逆四の字へ。

さらに順子はチョーク攻撃を仕掛け橋友を窮地に追いやると、レフリーストップとなり順子の完勝。勝利の雄たけびとして伝説の名ゼリフを吠えるなど、やりたい放題。その後も、百獣の王・武井壮と死闘を繰り広げるなど、ハイテンションの「水野美紀オンステージ」が続いた。

また、ロケ地取り壊しというアクシデントも、劇中ではいじりまくる。旧居と新居が入り混じった映像のなか、本人役で登場したサンボマスターは「家変わりました?」「家変わっただろ!」というセリフを連発。酔っぱらって帰宅した大鉄も「家が違うな。あれ酔っているからだな」とあからさまに映像が変わっていることに触れるなど、『浦安鉄筋家族』だからこそ許されているであろう展開に心が揺さぶられる。笑いはもちろん、新旧大沢木家の“間違い探し”ができる貴重な第7話を堪能してみては。

(文:磯部正和)

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