受験生が『家、ついて』取材中に逃亡で大捜索…矢作は追うカメラに「そこまでしなくていいよ」とツッコミ

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家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)が、8月3日に放送。ある事件が起きて、家族で大騒ぎになった。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが務める。

1月、大宮駅で声をかけたのは住宅設備の設計関係の仕事をしているというひでゆきさん。友人のよしおさんもついてきて「今日は(ひでゆきさんの)息子が防衛大学受かったお祝い!」と話した。家では奥さんのきくみさんがお出迎え。しかし、息子・かずきくんは部屋に閉じこもり、鍵を閉めてしまった。

あくまで防衛大学は滑り止め。かずきくんは、早稲田大学の7学部を受験しているという。ひでゆきさんも「親がやってやれるのは神頼みしかない」とし、きくみさんと共に神頼みセットをスタッフに見せた。せっかくだからとかずきくんを呼ぶも、まったく部屋から出てこない。ノックをしても無反応。何度かアプローチをかけた後、きくみさんはスペアキーを持って強行突破をはかった。

しかし、かずきくんの姿はなく「逃げた!」と大騒ぎ。どうやら、自分の部屋からマンションのエントランスに抜けられる窓から逃亡したようで、きくみさんは「信じられない!」と、外に出て彼を探すことに。取材陣もきくみさんらについていくことにしたのだが、VTRを見ていた矢作は「そこまでしなくていいよ。カメラに映りたくないってことなんだから」と笑みをこぼしてツッコミを入れた。

その後、かずきくんを発見。なんと靴下でマンションの外に出ていた。観念したかずきくんは逃走ルートを説明。スタッフが危なくないのか切り出すと「いつものことなので」とコメントした。落ち着いた後に受験のことを聞くと、早稲田大学を目指しているものの、特に目指す学部はないとのこと。「バンカラで田舎くさい印象があって、自分に合っていると思って受験することにしました」と説明した。

番組では、その後を取材。受験を終えたかずきくんに話を聞くと「(早稲田大学を)受験したら、毎日スマホに『不合格』っていうのが出て……全滅でした」と回顧。自分が「絶対に受かる」と言って塾にも行かせてもらったため「達成できなかった申し訳なさと、神頼みとか色々支えてくれたから感謝の気持ちを伝えました」と話した。

その後、受験していた慶應義塾大学に願い先を変更したというひでゆきさん一家。きくみさんたちは、家にあるだけの1万円札(慶應を創立した福沢諭吉が載っているため)を神棚に置いて祈り続けた。そんな祈りのかいもあってか、無事に合格。きくみさんは、かずきくんが「福沢諭吉のことを急に『先生』って言うようになりました」と暴露して、矢作らを笑わせていた。

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