道端に下着を干す!?3浪美人芸大生が『家、ついて』に再登場「今まで誰も見ていないものを…」

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家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)が、6月22日に放送。芸大に通う女性に密着した。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。MCは、矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木ら。

2018年、上野駅で声をかけたのは東京藝術大学の大学院生・なほさん(25)。一軒家の一階を間借りしているのだが、柵もない自宅前の道端で洗濯物を干しており、VTRを見ていた矢作らを驚かせた。友人によると「前は下着も干していた」という。自宅に入ると、アトリエが完備した一室だった。家賃は4万円。いたるところに油絵が掲示されていて、なほさんは作品を紹介していった。

なぜ芸術系の道に進んだのか問われると、幼いころから「学校の宿題やれ」と言われてもやる気がおきなかった。その点“言われたことをしなくてもいい”というところに楽しさを見出し「自分にとっての自由だったのかも」と語る。3浪して芸大に入学したそうで、「1浪のときは楽しくて、2浪のときは嫌で、3浪のときは無」と表現し、矢作らを笑わせた。

現在、なほさんは絵が描けない状態にあるという。「美術っぽいものをしていることを恥じていて」とポツリ。前までは好きに描いていたが、それでは美術とほど遠く「私がやる意味がない」とスランプに陥ったとのこと。しかし、常に「今まで誰も見ていないものを描きたい」「何かやってやろう」という気持ちがあるとし、恥ずかしがりながらも「ロックンロール」と表現。自分が納得できる絵を描きたいと夢を語った。

取材から2年後、彼女がどんな生活をしているのか追いかけることに。住んでいた家が取り壊しになったため、なほさんは別の家に引っ越し。若手の登竜門である公募展で大賞を獲得し、副賞で今年の年末に個展を開催できるとのこと。現在の収入はほぼなく、その日暮らしのような状況だが、絵は売れている。大学院を卒業して就職はせず、アルバイトをしようとしたが、コロナでお店自体が休業してしまったという。話を聞いていたスタッフは、取材した記念にと、1枚絵を購入した。

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