笑福亭鶴瓶、故・志村けんさんに思いを馳せる「ため息しか出ないですよ…」

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笑福亭鶴瓶がMCを務める『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)が4月28日に放送。ゲストの田中ウルヴェ京と共にトークを展開した。

一般の人の何気ない行動に焦点を当て、それを題材に鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ。

田中は、元女子シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)選手で、小谷実可子と共にソウル五輪で銅メダルを獲得したアスリート。現在は、アスリートのメンタルトレーニングを行いつつ、情報番組などにも出演している。

2人の子供がいる田中。娘は、アーティスティックスイミングをやっていた時期があったものの「できるだけ、やらせたくなくて……」と本音を語る。それは、どれだけ大変なことかを知っている故の母心によるもので、できれば「楽して幸せになってほしい」と胸中を述べた。そんな彼女に鶴瓶も同調。「ウチの息子もそうなんですよ」と、現在は俳優として活動中の息子・駿河太郎に対しては「落語家になってほしくないから、小さい時から『落語家はアカンよ』って言ってましたからね」と振り返った。

田中の息子は医学生としてスイスで勉強中。新型コロナウイルスの影響で人手が足りず、現場に立つこともあるという。息子は「こんな経験できない」と前を向いているが、田中は母として「辛くなったら帰ってきなさい」と伝えていることを明かした。そんなトークから、鶴瓶は、「誰かを助ける」と常に頭に置いておかないと、すぐには助けられないと持論を展開。先日、マンションで見知らぬおじいさんが倒れていたそうで「救急車来るまで頭を抱えていた」と回顧した。

このほか、コロナ時期のため、もし「自分が感染していたら」と思うと、孫に会うことも出来ないと話す鶴瓶。志村けんさんが亡くなってから、特にそう思うようになったと語った。志村さんとは正月特番『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』(テレビ朝日系)で毎年共演していたこともあり「(志村さんの追悼番組を観て)ため息しかでないですよ……」とつぶやいていた。

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