住めば寿命が縮まるスラム、残飯を二度揚げした屋台飯とは『ハイパーハードボイルドグルメリポート』

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“ヤバい人たちのヤバい飯を通してヤバい世界のリアルを見る”異色のグルメ番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレビ東京系)が、4月1日(月)24時12分から放送される。

小籔千豊がMCを務める同番組は、これまで、リベリアの元人食い少年兵や、殺し合いを繰り返すアメリカの極悪ギャング、ケニアのゴミ山で肺を病みながら暮らす青年など、これまでに世界のディープな人々の“飯”を徹底取材してきた。2017年10月に第1弾が放送されるや、深夜にも関わらず放送中からインターネットを中心に話題に。

今回は、住めば寿命が縮まるというフィリピンの首都マニラ郊外にある「廃材炭焼き村」を取材した。ここが普通の村と異なるのは、炭の材料が“街で集めた廃材”であること。塗料がついた木材を燃やして炭を作るため、村は有毒な煙に包まれている。“住めば寿命が縮まる”と言われるのはそのためだ。

ディレクターはこの村で一人の少年と出会った。13歳の彼は複雑な家庭環境に生まれ、裕福な暮らしから転げ落ちるようにこの村へたどり着いた。いじめ、過酷な労働、不穏な家族関係……そしてその中で笑顔を絶やさず生きる少年。彼が飯の席で言う言葉とは。

また、その道中で寄ったフィリピンで最も有名なスラム「ハッピーランド」と呼ばれるゴミ埋立地で、“残飯屋”を見つけた。ここの屋台では「パグパグ(二度揚げした残飯)」が売られている。材料は国民的ファストフード店のフライドチキン。ディレクターはこの「パグパグ」の材料(残飯)を集める少年グループと共に、ショッピングモールのゴミ捨て場へ行ってみると……。

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