ビートたけしが斬る!「闇営業」&『M-1グランプリ』ぶっちゃけトークを展開

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ビートたけしが、12月26日に放送された『チマタの噺SP~たけし噺2019~』(テレビ東京系、※レギュラー放送は毎週火曜24:12~)に出演。たけしのぶっちゃけトークに絶賛の声が相次いだ。

同番組は、街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ。年末恒例となるたけしをゲストに迎えて1年を振り返った。

昨年3月、所属事務所「オフィス北野」から独立したたけし。6~7年前からすでに揉めていたと言い、たけしが株主にも関わらず、一度も株主総会に呼ばれなかったという。もともと制作会社のADだった人物を「ウソをつかなそう」と自身の会社に招き入れたものの「それが一番ウソつきやがった。ひでぇヤツだ」と振り返った。MCの笑福亭鶴瓶は、そんな目に遭ったにもかかわらず、どこかコメディになってしまう彼の人生に「オモロいでんな」と語った。

「吉本芸人闇営業問題」に触れた際、鶴瓶は「こんなこと言うと怒られるかもしれへんけど」と前置きしつつ「(ロンドンブーツ1号2号の)亮とか早く出してやったらええのに」と思いやる。たけしは、お笑い芸人が記者会見で涙を見せると、今後の活動に影響を及ぼすと危惧。続けて「闇営業やっていたに決まっているじゃんね」とこぼしてスタジオを笑わせた。鶴瓶も「闇営業」というフレーズがよくないとし、事務所を通さない仕事は若手時代にしていたと明かした。持論として、吉本がダメになったのは、師匠と弟子ではなく、養成所ができたからだとたけし。厳しい先輩・後輩関係がなくなったことで「気の遣い方が分からなくなっちゃって、何でも平等になっちゃった」とコメントした。

ほか、最近の漫才が進化していると語る一幕も。『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)については、予選の審査員について「吉本の座付き作家が多すぎるわ」と苦言。予選で落とされるため、よほど差がない限りは、東京の芸人は決勝に出ることができないと話した。

インターネット上では、2人の夢の共演とたけしの自由すぎる発言に「たけしさん、ぶっちゃけ過ぎです!」「かなり本音で話し合ってて深夜番組らしくて好き」「巷の噺が面白過ぎて寝れない」といったツイートがあった。

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