芳根京子、“レンタルおやじ”古舘寛治&滝藤賢一の活動拠点・喫茶店の看板娘に!『コタキ兄弟と四苦八苦』

公開:

芳根京子が、古舘寛治滝藤賢一がW主演を務めるドラマ24『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京系、2020年1月10日スタート、毎週金曜24:12~)に出演することがわかった。

今回の企画は、古舘と滝藤が「自分たちがW主演のドラマを立ち上げよう!」と意気投合したところから始まり、3年近い月日を経てようやく日の目を見たプロジェクト。脚本は、『アンナチュラル』(TBS系)、『獣になれない私たち』(日本テレビ系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)などの話題作を手掛けた野木亜紀子のオリジナルで、『ハード・コア』(2018年映画)、『苦役列車』(2012年映画)、『リンダリンダリンダ』(2005年映画)などで知られる山下敦弘監督と初タッグを組む。

物語は、無職の残念な兄弟が、ひょんなことから「レンタルおやじ」を始めるところからスタート。依頼内容は、定年退職した夫の様子がおかしい、友達が孤独死しているのではないか、3か月後に世界が終わる……などひとクセある案件ばかり。生きるのが下手な兄弟が、「レンタルおやじ」を通して孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく人間賛歌コメディだ。タイトルにもある“四苦八苦”は、元は仏教用語で、人間である限り避けられない8つの苦しみをお釈迦様が教えた言葉。これらに4つの苦しみを新たに加えた、“12苦”がドラマの裏テーマとなっている。

そして今回出演が決まった芳根は、兄・一路(古舘)が足繁く通う「喫茶シャバダバ」の看板娘・さっちゃんを演じる。芳根は、2016年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインを演じ、第42回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞、さらに主演を務めたドラマ『チャンネルはそのまま!』が2019年日本民間放送連盟賞のテレビ部門でグランプリを獲得した。多くの作品で、シリアスからコメディまで幅広く演じてきた彼女は、テレビ東京のドラマに初出演、また、野木作品にも初参加となる。

さっちゃんが働く喫茶シャバダバは、兄弟のレンタルおやじの活動の拠点で物語の大半を占め、兄弟とも深く関わっていく重要な役どころ。天真爛漫で、何をしでかすか分からないところのあるヒロイン・さっちゃんが、この物語にどのように関わっていくのか……?

<芳根京子 コメント>
古舘寛治さん、滝藤賢一さんという、強烈なお2人がつくる世界に参加させてもらえてとっても嬉しいです! お2人が企画段階から、すごく大切に育ててきた作品に呼んでもらえた喜びを噛みしめながら、一緒にお芝居を楽しませてもらいました!

野木亜紀子さんの脚本と山下敦弘監督の演出という、「どういう世界がうまれるんだろう」とすごくワクワクするタッグの作品に自分が参加させてもらうからには、「さっちゃんが芳根でよかったね」って皆さんに思ってもらえるように、頑張らなくては! という思いで臨みました。

コタキ兄弟は本当に最高な兄弟です! お腹をかかえるほど笑わせてくれる、でも、ほろっとさせられる瞬間もあって、なんだかとってもずるいんです! はじめは喫茶店の店員としてお2人に関わっていきますが、兄弟との関係性がどんどん濃くなり、お2人のパワーで一歩踏み出す瞬間があったりと、じわじわおこるさっちゃんの進化を純粋に楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。金曜の深夜、1週間の疲れをコタキ兄弟に癒されてください!

<脚本・野木亜紀子 コメント>
芳根さんを初めて見たのはTBSドラマ『表参道高校合唱部!』で、初回から「誰だこれは!? とんでもない子が出てきたな!」と鮮烈な印象でした。今回ご一緒できて、とても嬉しいです。数多の役柄を演じてこられていますが、やってそうでやっていなかった自由闊達なキャラクターにしてみました。アクの強い主演俳優2人を相手どり、一服の清涼剤でありながら、負けない芝居をしてくれることでしょう。女性をより魅力的に見せる山下監督のもとで、どんな芳根さんが見られるか、とても楽しみです。

<監督・山下敦弘 コメント>
ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』において、芳根京子の存在は“光”でした。古舘寛治演じる兄と、滝藤賢一演じる弟を12話通じて照らし続けてくれて、その光は現場のスタッフにも反射していた様に思います。そのくせ芳根京子自身は“陰”の部分も持っている。だから将来、末恐ろしい女優になるのは間違いないです。そんな芳根京子と、このタイミングで一緒にドラマを作れたことは本当にラッキーでした。『コタキ兄弟と四苦八苦』の“背骨”は芳根京子演じる“さっちゃん”です。是非楽しみに待っていてください。

PICK UP