白洲迅、中谷美紀からの叱咤に興奮!?「あんな野太いシャラップが出ると思わなかった」

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ドラマBiz『ハル ~総合商社の女~』(テレビ東京系、10月21日スタート、毎週月曜22:00~)の記者発表会が16日、都内で行われ、主演の中谷美紀ほか、共演者の藤木直人白洲迅奥田瑛二が出席した。

本作は、シングルマザーで大手総合商社に勤める主人公・晴(中谷)が、一般常識にとらわれることなく、経営企画部・部長補佐として膨大な各部門や系列会社の諸問題を解決するために奮闘する姿を描いていく。ラーメン屋の再建から、海外の病院の買収、アパレル会社や映画会社の改革に至るまで、意外に知られていない商社の実態も垣間見ることができ、時にはトップダウンすら覆し、思いもよらない方法で解決への道を切り開いていく爽快ヒューマンドラマだ。

中谷は壇上に立つと、脚本の龍居由佳里の書くセリフの良さを絶賛。「“どこでも生きていける自信がある”というセリフがあるんですけど、私もインドで生活をし、そこで地べたをはいつくばってでも生きていけるという実感を感じたことがあるんです。すごく好きなセリフでした」とコメント。セリフの長さもポイントだといい、「藤木さんは誰よりも難しく長いセリフを言うんですけど、NGを出さない。困った人なんです。私はNGを出す人なんです。藤木さんが出さないから緊張するんです」と照れくさそうに語った。

その藤木はじめ、白洲、奥田という各世代のいい男に囲まれての撮影についても持論を展開。特に奥田については「役者として成功している、監督として成功している、そういう人はたいてい父親としてダメなイメージなんですけど、奥田さんは父親としても成功している。そんな羨ましい男性は他にいない」と大絶賛。白洲について可愛い弟のような存在なのか、「ゆとり世代と言われたくなくて頑張っている。写真集も出すみたいです。これからもみなさん、白洲君を朝ドラのヒロインのような気持ちで見守ってください」と呼びかけて客席を笑わせた。

藤木はテレビ東京のドラマは初参加。「とても面白い本で素晴らしいキャストでこの作品に参加させてもらっていることを嬉しく思います」とコメント。奥田は「やりすぎてはいけない、でもやらないといけない、難しい役。来年70歳。この年になるとチャレンジができないんです。冒険しているみたいです。冒険ってわかりますか? 冒険というのは命がけということです」とベテランらしい発言で渋く意気込む。「若返る薬があったらいいのに」とため息を零す一幕も。

白洲も「若者代表として、“若者の悩み”などを表現できれば」とコメント。好きなシーンを問われると、中谷から「シャラップ!」と言われるシーンを挙げ、「中谷さんからあんな野太いシャラップが出ると思わなかった。ものすごいシャラップでした」と嬉しそうに振り返っていた。

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