須賀健太、25歳の誕生日でアラサー自覚?「もっと渋くやっていけたら」

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真夜中ドラマ『江戸前の旬 season2』(BSテレ東、10月19日スタート、毎週土曜24:00~)の記者会見が15日、都内で行われ、主演の須賀健太ほか、共演者の渡辺裕之佐藤玲田中幸太朗渡部豪太が出席した。

本作は、1500万部を誇る「江戸前の旬」(原作:九十九森、劇画:さとう輝)を原作とし、銀座に店を構える「柳寿司」の家に生まれた柳葉旬(須賀)が、父・柳葉鱒之介(渡辺)の厳しくも愛情ある指導と常連たちの応援で、寿司職人としての腕を上げていくさまを描いた奮闘記。『season2』で、旬は父・鱒之介の病をきっかけに、本格的に店を継ぐことを決意。更なる高みを求めて父の師匠の元に修行を請い、その後柳寿司に戻って奮闘する様を人情味溢れるタッチで描いていく。

須賀は続編の実現について感想を問われると、「やらせてもらえて素直に嬉しかったです」と感慨深げな表情。しかも放送初日の19日が須賀の25歳の誕生日でもあるといい、この日は須賀のためにケーキも用意され、共演者たちが祝福した。須賀は「去年season1の時も同じ時期で、それが芸能生活20周年の節目のタイミングでした。その節目の作品がシリーズ化して同じ時期にseason2というのは本当に嬉しい」とコメント。「願わくば年を取るのとあわせてこのシリーズが続いていったら」とさらなるシリーズ化にも期待を寄せる。

また、25歳の抱負を問われると、「一応アラサーです」と照れくさそうに述べ、「アラサーってすごい響きだなって。役者としてはもっと渋くやっていけたらいいなって思います。この作品でseason1以上に深く旬君を演じられたら。アラサー頑張ります!」と嬉しそうな表情で意気込み。

渡辺も今回の続編実現に「season2をやると決まって嬉しさの反面、ホッとしました」とコメント。「season1が認められたんだなって。しかも今回は親子の絆というか、家族の絆というか、出て行ったものが一時戻ってきたり、どこの家族にもある場面がたくさん出てくる面白い構成になっています。芝居しながら役者同士が熱くなってジーンとくる場面もたくさん。それが皆さんにもきっと伝わると思います」と感想を述べる。

また、「撮影に入ってみたら一年の間が空いている気がしなかった。素晴らしい脚本も出来上がっていて、準備は万全、いい状況で撮影させてもらっています」と撮影も順調であることをアピール。「前回と違って、旬は親父の弟子として巣立って、違うところの弟子になる。妹も嫁に行く、三男が帰ってくる。いろんなことが起こってきます。旬にも結婚の話ができそうな場面もあります。見どころはたくさん。役者同士の情のやり取りもたくさん出てきて、現場で思わぬ化学反応が起きていいシーンが生まれることも多いです」と充実の表情。

イベントではそれぞれの好きな寿司ネタも話題に挙がったが、須賀は「最近行きつけの寿司屋ができた」と明かしたうえで、「そこの甘エビ」とコメント。渡辺は「好きな寿司ネタはのどぐろです。でも、season1をやってかんぴょう巻きも好きになりました」と紹介。佐藤は「 わたしは貝類が好き。今日は平貝ということでよろしくお願いします」と述べ、田中は穴子、渡部はこはだと答えて会場をわかせていた。

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