最新犯罪“当たり屋美人局”の実態が明らかに「胸元を見せながら…」

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ジャーナリストの中山美里さんが、10月10日に放送された『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)に出演。最新の当たり屋事情について語った。

近年「当たり屋美人局」という犯罪がじわじわと増え続けていると中山さん。当たり屋は意図的に交通事故を起こして賠償金をせしめる行為で、美人局は男性を誘惑し、金品を巻き上げるものであるが「当たり屋美人局」は、この2つを組み合わせた犯罪だという。

男性2人、女性1人のグループが多いため、中山さんは女性を「おとりちゃん」、男性Aを「打ち子くん」、男性Bを「恐喝くん」という名前をつけて分かりやすく説明した。まずは打ち子くんが、おとりちゃんの写真を使って3~4つの出会い系サイトに登録。最近では、お金目的で利用する女性が多いため「業者でもないし、援助交際目的でもない。彼氏と別れたばかりで寂しい」といった文章を制作し、相手に安心を与える。そこで2人で会う約束を取り付けるとのこと。

ターゲットになりやすいのは、都内よりも郊外や片田舎など、車社会の町に住む男性。車でお酒が飲めるお店に行くのだが、おとりちゃんは、もともとキャバクラやJKビジネスをしていた女性のためトークが上手く、「胸元を見せながら、“一杯くらいいいじゃん”って誘う」と、ラブホテル行きをチラつかせてくるのだとか。中山さん曰く、地方には飲酒運転に対する認識がゆるい人がわずかながらいるため、たとえ車で店に来ていても、その誘いに乗ってしまうことが多いと語った。

お酒を飲んだ状態でホテルへ向かう途中、赤信号で止まると後ろの車から軽くぶつけられてしまう。その後方車両のドライバーこそが、打ち子くんと恐喝くん。ぶつけた打ち子くんたちは、あえて「事故なので警察を呼びましょうか」と誘うのだが、男性は飲酒をしているため、示談で済まそうとすることがほとんど。そこで恐喝くんらの態度が一変し「お前、酒臭くない?」と脅して空気を変えるのだとか。相手がひるむと恐喝くんの独壇場。酒気帯び運転は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金(酒酔い運転は5年以下の懲役または100万円以下の罰金)になるため、口止め料として金を払うよう要求してくるという。

被害男性は、お金を払うだけでなく、ウソ泣きしているおとりちゃんと行為をせずに帰してしまうという最悪の結果に。それも彼らの作戦のうちなのだが、ネプチューン名倉潤の代理でMCを務める原田泰造は「ガッツがある人だったら、どれだけ女の子が泣いていても『おっぱい触っていい?』って言いそう」と話してスタジオを笑わせていた。

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