田中圭のインテリヤクザ役が見納め…まさかのギャップ演技に「どエッッッッッロかッッッッッわ…」の声『Iターン』最終回

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ムロツヨシ古田新太田中圭が出演するドラマ24『Iターン』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)の最終話が9月27日に放送。インターネット上では、田中のふり幅ある演技に称賛の声が集まった。

同作は人気小説家・福澤徹三の同名小説を原作に、映画『下衆の愛』や『獣道』の内田英治監督が手がけるバイオレンスとコメディと哀愁がたっぷり詰まったジェットコースタードラマ。45歳のサラリーマンが左遷同然の異動による単身赴任先で、会社員とヤクザの二重生活を送ることに。二人のヤクザに翻弄されながらも"I(自分)"を取り戻す姿をコミカルに描いてきた。

岩切組と竜崎組の直接対決がついに始まった。狛江光雄(ムロ)も岩切猛(古田)の舎弟として抗争に加わり、竜崎組の事務所に乗り込んだ。しかし、そこでは竜崎剣司(田中)が、裏でつながっていたとされる青葉銀行の瀬戸川(手塚とおる)と関東ヤクザの藤堂(蟹江アサド)を詰問中だった。

いきなり岩切が銃を持ち出したことで、2人は撃ち合いに。岩切と竜崎が倒れたところに、劣勢に立たされていた藤堂が拳銃を奪って「この街はウチのシマだ」と叫び始めた。パニックになっていた狛江も、岩切の銃を持ち「やめろー!」と藤堂を制止。藤堂から「お前みたいなぬくぬくしたサラリーマンの犬に引き金がひけんのか?」と言われると「ヤクザがなんだ!」と狛江。どんなにカッコ悪くても、無様でも、自分は必死に生きていてると言い「てめぇみたいな人間のクズぶっ殺してやる!」と銃を向けたが、岩切が阻止した。狛江の気持ちはよく分かるとしつつも「あんな外道はじいて手を汚すんやない」と諭した。

そのやりとりを見た藤堂が「気持ちわりぃんだよ」と発砲するも、竜崎が盾になって2人を守った。そのまま竜崎が藤堂に「この街のことはよそ者にわかんねーんだよ!」と殴り、その場は決着。犬の散歩があるため「(抗争は)次の機会に」と岩切が切り出すと、竜崎は奥の部屋に入り、自身の飼っている犬を持ち出した。「コニーちゃんだ。俺も散歩に行かなきゃならねぇ」という彼に、岩切は「コニーちゃんもカワイイ」と言いつつも、自分の飼っている犬の写真を見せて「昌三の方がカワイイ」と再び対立(⁉)。愛犬のおかげで今回の抗争はなくなった。

帰り道、岩切は狛江を連れ出して麗香(黒木瞳)の店へ。狛江の前で、盃を交わしたものと同じ種類の酒瓶を割り、舎弟関係を解消したことを示唆。それを汲みとった狛江は「お世話になりました」と礼を述べた。狛江が会社に戻ると、東京本社部長で左遷を命じた高峰博之(相島一之)がいた。彼は、無断欠勤を繰り返す狛江にクビを言い渡すだけでなく、同じ支店で頑張ってきた社員もクビにすると言いだした。そんな高峰に狛江は……。

ネット上では、感動と笑いが混じった終幕に「いい最終回だった」「岩切組長、竜崎組長、こりゃ惚れるわ」とのコメントが。また、竜崎役の田中に対しては、迫力ある演技から愛犬を目の前にするとデレデレになってしまう役どころにやられた人も多く「どエッッッッッロかッッッッッわ…」と興奮する声もあった。

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