星野源、エッセイで書いた“タワシおじさん”が『家、ついて』登場で大喜び

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星野源が、9月23日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)にゲスト出演。タワシを散歩させる男性に喜ぶ場面があった。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木鷲見玲奈(テレビ東京アナウンサー) らが司会を務める。

スタッフが新宿駅で声をかけたのは、タワシを紐にくくりつけて街中を徘徊していたまさひこさん(44)。仕事はタワシのブリーダーだと言い、両親は黙認状態なのだとか。こうして散歩するようになったきっかけは、駅のそばで、白菜を散歩している外国人を見たから。過去には、とうもろこしや大根を引きずっていて、道の掃除になるからとタワシになったという。そんな彼を星野と鷲見アナは「見たことある!」と反応した。

なぜ、タワシを散歩し続けているのかスタッフが問うと「インパクトが与えられるかなって。枠を壊すと新しいものが見えてくるので」と言い、好奇心旺盛な人は声をかけてくるし、変だと思う人は近寄って来ないとのこと。まさひこさんは「『面白い』と言う人の方が一緒にいて楽しい人たちだと思います」と語った。

この活動を通して「やっていて良かったと思うこと」については、有名人が自分を見て文章にしてくれたこと、とまさひこさん。星野が雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載している「いのちの車窓から」のある回に自分のことが書かれていたことを明かすと、星野も「(まさひこさんが)知ってた!」と驚いた。

エッセイの概要は、星野が18歳で一人暮らしをはじめ、6畳一間の風呂なしアパートに住んでいた頃、自分の歌が誰かに届けばいいと思っていた。大きな会場でライブをするようになった現在、タワシを引きずるおじさんとすれ違った。その背中には「伝われ」と叫んでいるように見えた……というもので、まさひこさん自身とリンクするとコメント。「良い文章を書いてもらった」と満足そうに語ると、星野も「やったー!」と喜んでいた。

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