エチオピアのシングルマザーが『家、ついて』に登場、息子は先天性の病気を患っていて…

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9月16日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、海外のシングルマザーが登場した。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木らが司会を務める。

今回は海外編。スタッフがエチオピアまで飛んで、現地の人に声をかけた。バスの停留所で取材に応じてくれたのはサンナイトさん。現在18歳で1歳5か月の息子・サンタイヨウくんのお母さんだった。じつは、息子は口唇口蓋裂(唇に裂け目が出来る先天性の症状)という病気を患っており、病院に行った帰りだったという。

自宅は路地深くにあった。家賃は800ブル(約3000円)で、5か月前から住みだしているとのこと。生活費はどうしているのか質問すると、息子が生まれる前は美容師をしていたと述懐。病気の治療費や生活費は、それまで貯めていた貯金では足りず、ベッドシーツやドレスなど、すべてを売却したそう。その後、少し落ち着いたため、働こうとしたものの、その職場が悪事に手を染めており、警察に閉鎖されてしまった。毎日の生活がギリギリで「明日生きていけるかも分からない」と本音を吐露した。

こうした生活になったのは、自分が神の誓いを破って夫と離婚したからだと反省するサンナイトさん。離婚理由は、妊娠中の彼の浮気。職場まで行って問い詰めたものの、その場でケンカになって別れてしまったそう。そのまま田舎に行ったっきりで帰って来ず、知人からは死んだと聞かされたのだが、それが本当かどうかは分からないという。

今は近所に住む人の家事を手伝ったり、周囲に息子を預けて美容師のアルバイトをして生活ができている状況。息子が学校に通いだす前までにはお金を貯めて、手術代に充てたいと展望を述べた。続けて、息子が学校に通うようになれば、仕事にもまい進できるため、早く美容師の仕事に戻って、自分の店を開いてみたいと夢を語っていた。

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