おぎやはぎの矢作兼が、8月24日に放送された『ゴッドタン』（テレビ東京系、毎週土曜25:45～）に出演し、自身が父親になることへの心境を告白。同時に、第1子誕生が番組内で発表された。

今回は、AMEMIYAの代表曲「冷やし中華はじめました」の新曲として披露された「ニューハーフヘルス行きつきました」が大好評だったことを受けて、芸人たちのカミングアウトしたいことをAMEMIYAが魂を込めて歌う新企画「○○はじめました選手権」を開催。ジャングルポケットのおたけ、鬼越トマホーク、宮下草薙、空気階段、さらば青春の光がスタジオに集結し、それぞれのカミングアウトしたいことをAMEMIYAに託した。

「ニューハーフヘルス行きつきました」が女性の笑えるちょうどいい“エロネタ”で競う大人気企画「ネタギリッシュNIGHT」で披露されたこともあり、芸人たちのカミングアウトも基本的にはシモネタがメイン。そんなシモネタを見事に歌い上げるAMEMIYAに対し、おぎやはぎの小木博明も「この歌ってシモネタに合うんだね」と感心していた。

ゲストの芸人たちのカミングアウトが終わり、最後はサプライズとして、矢作のカミングアウトをAMEMIYAが歌うことに。その歌詞は、西麻布で遊び呆けていた独身時代のエピソードから始まり、45歳で結婚したことに言及した内容で、歌のサビではこの曲が「父親の準備はじめました」であることが明かされた。

曲では続けて、ベビーカーに目が行くこと、車の乗り心地の要であるサスペンションにこだわっていること、息子のためにキャンプを趣味にしようとしていることなど、矢作の今の心境をAMEMIYAが熱唱。また、妻のお腹が動くのが本当は少し怖いこと、相方の小木が最高の笑顔で「おめでとう」と言ってくれたことなどが赤裸々に歌われた。

そして、息子に向けたメッセージとして、父親を知らずに育った自分がお前を育てながら父親としても育っていきたいという、決意表明とも言える歌詞が続き、最後は、「お前のやりたいことは、俺はなんでもやらせてあげたい」という、おぎやはぎの漫才ではお馴染みのフレーズで締めくくられた。

今年の初夏に矢作の妻の妊娠が報じられていたが、今回、番組内で、8月18日に第1子が誕生したことを報告。小木はもちろん、レギュラー陣の劇団ひとりや朝日奈央が「おめでとう！」と祝福する中、納得行かないのはフリに使われたゲストの芸人たち。「どうしても感動したくてこの歌、歌ってもらった」と打ち明ける矢作に対して、「汚いよね、やり方がね！」など、ブーイングが起きていた。

これには矢作もニンマリ。「いい感じにゲスいネタやってくれたよね」と、自分の歌を引き立たせてくれた芸人たちを煽り、さらなる笑いを誘っていた。