拝み屋・郷内心瞳、依頼人の不気味な願望に愕然「脳を限界まで使って凄いものを視たい」

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8月12日の藤田富主演ドラマ『拝み屋怪談II』(BSテレ東、毎週月曜24:00~)は、「不滅の少女 終わらない仏壇の怪異」を放送。藤田演じる主人公・拝み屋の郷内心瞳は、中学時代から桐島加奈江(鎌田らい樹)という少女につきまとわれていて……。加奈江の目的は一体!?

同作品は、第5回「幽」怪談実話コンテスト大賞受賞者の郷内心瞳が、東北で拝み屋を営む傍ら、見聞きしたり、自ら体験した怪異の数々をしたためた「拝み屋怪談」シリーズ。2018年夏に配信されたドラマ「拝み屋怪談」の続編だ。シーズン1と同様、主人公の拝み屋・郷内心瞳役は藤田が続投。新キャストとして郷内の妻・郷内真弓役の北原里英と、霊能師・小橋美琴役の久住小春が出演している。

東北の片隅で、妻の真弓(北原)と暮らす拝み屋・郷内心瞳(藤田)。霊感などないはずの真弓も、人ならざるものが見えているようだ。真弓の献身的な支えによって、平穏を取り戻したかのように見えた郷内の前に、中学時代から郷内をつきまとう少女・桐島加奈江(鎌田)が再び現れる。ここ数年姿を現していなかったのだが、加奈江の暴挙は日に日に激しさを増し、その魔の手は妻・真弓にも迫る。

前回(8月5日放送)、ある女性から受けた相談は、不可解で不気味なものだった。「脳を限界まで使って、今まで誰も視たことがない凄いものを視たい」と言うのだ。この女性も「視える人」のようで、話しているうちに、加奈江という存在を生み出した原因が“明晰夢”ということを郷内は思い返していた。外出中にセーラー服姿の加奈江を見かけた郷内は、「お前は俺が作り出した妄想だろ!どうして妻を襲った」と問い詰めるが、信じがたい事実を告げられる……。

一方、森の中で仏壇の扉を開いた男を息子夫婦が訪ねると、別人のように変わり果てていた。「山に行かせてくれ!」と叫び続ける男の身に、一体何があったのか? 息子夫婦は拾った絵を頼りに山に入ってみると、そこには朽ちかけた仏壇の山が……。

<8月12日放送のあらすじ>
加奈江と対面した郷内は、実家の自分の部屋にいた。そこで加奈江は、自分が何者であるかを郷内に明かす。そして、以前相談に訪れた視える女性から、郷内宛に恐ろしい内容のメールが届く。仏壇の怪異は父親から息子へ連鎖し、息子は会社に行くふりをして森へ向かう……。

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