南キャン山ちゃん&貴乃花光司、恩師を捜索『先生、、、生きてますか?~会って、どうしても感謝の言葉を伝えたい。~』

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7月26日(金)18時55分から『先生、、、生きてますか?~会って、どうしても感謝の言葉を伝えたい。~』(テレビ東京系)が放送される。

同番組は、依頼人が“会ってどうしても一言お礼を言いたい先生”を探し出して生きていれば直接会って感謝を伝え、もしお亡くなりになっていれば、墓前に手を合わせ近況報告。ガチの「生存確認ドキュメント番組」だからこそ、予定調和の大団円で終わることはない、今までの再会番組にはなかった新しい切り口となっている。MCはユースケ・サンタマリア南海キャンディーズ山里亮太、山崎静代)。さらに、貴乃花光司をゲストに迎え、小学校時代の担任・滝川先生、また、山里の小学校時代の担任・西丸先生を探す。果たして、先生に会えたのか? 会えなかったのか?

■依頼人:貴乃花光司/会いたい先生:小学4~6年生の担任・滝川幸隆先生
「奇跡をおこす!?」
貴乃花がどうしても会いたい先生とは、小学4年生の時の担任の滝川先生。当時34歳。ご存命なら68歳。滝川先生との出会いこそが貴乃花の人生を大きく変えたという。先生が教えてくれたのは、相手を思いやることの大切さ。そして貴乃花のことを愛情をもって本気で叱ってくれた先生。そして今会いたい理由がもう一つ。平成4年1月の初優勝パレード時に青梅街道の沿道にたくさんの人がいて、その中に先生とクラスメートの姿も。要所要所で常に見守っていてくれる存在で自分自身の中に精神的な支えでもある滝川先生。「今もきっと元気でいてくださることを祈るばかり!」「先生に感謝の言葉を伝えたい!」そこで番組では滝川先生を捜索。

先生を探すために貴乃花が向かったのは、母校がある東京都中野区中野新橋。中野新橋は9歳から34年間過ごした思い出の地で懐かしむ貴乃花。先生の情報を求め母校の「桃園小学校」へ行くが、そこで衝撃の事実を知ることになる! なんと、桃園小学校は今年3月に廃校に。現在解体作業が行われていた。ここで先生の情報を得られると思いきや手がかりゼロへ……。探してみてわかったことは、先生のその後を知る人がほとんどいなかったのだ。そこで貴乃花は小学6年の時に一度だけ訪ねた阿佐ヶ谷のお宅へ向かうことに。あれから30年以上、わずかな可能性にすがる。記憶をたどり、家を見つけるのだが、お宅の表札は違う名前。もはや打つ手なし! 消息をつかむことすらできず……。手がかりゼロの中、果たして貴乃花は滝川先生に会うことはできるのか!?

■依頼人:山里亮太/会いたい先生:小学5・6年生の担任・西丸鏡子先生
「恩師に会って結婚報告をしたい!」
山里がどうしても会いたい先生とは、小学5・6年の時の担任の西丸先生。当時43歳。ご存命なら75歳ほど。山里は小学3年、4年頃は誰の言うことも聞かない、授業を妨害する問題児でとにかくヤンチャだった。新たな担任は学年主任で厳しい指導で生徒に恐れらていた西丸先生だった。しかしなぜか山里には優しく接してくれたという。すると悪ガキだった山里は更生された。グレることなく成長でき、いまの自分があるのは先生のおかげだという。「先生に会って感謝の言葉を伝えたい!」そこで番組では西丸先生を捜索。

先生を探すために山里が向かったのは、母校がある千葉県千葉市。先生の情報を求め母校の「さつきが丘東小学校」へ。現在の校長先生に会えたものの、30年前の昔の職員の記録は残っていないという。卒業アルバムをみていると、山里が書いていた「先生の自宅訪問話」の中に“ラビットクリーニング”の2階に住んでいるという手がかりが! めざすは“ラビットクリーニング”。捜索中、訪ねた寿司屋の店主がなんと先生の娘さんと同級生だと判明。さらに、先生が昔住んでいた家も近くにあったのだ。しかし呼鈴を鳴らすが誰も出てこず……。

<制作局 チーフプロデューサー・伊藤隆行 コメント>
この企画は3年前に作りました。私の長男(当時4年生)の小学校が学級崩壊を起こし緊急保護者会に呼ばれた時のこと。「生徒たちが先生の話を無視する」「授業中に勝手に出ていく生徒がいる」というのだ。当時57歳、もう少しで定年を迎える優しそうな女性教諭は涙をこらえながら訴えた。「私にはどうすることもできません。ご両親の皆様……いつでも授業を観に来てください。親の目があれば子供は緊張するので……」帰り道、私はこう思ったのです。“先生……しっかりしてよ!”先生に責任を押し付ける気はない。しかしながら自分の子供を託している学校、先生や仲間とのすばらしい出会いを親として期待していた。昨今、教育現場では日本社会の変化と共に先生が生徒に対して“できること”が大きく制限されている。人としてどんなに許せないことがあっても生徒を罵倒する、手を挙げるなんて絶対にあってはならない……と。そんな先生たちを気の毒に感じることもあった。そしてふと自分の小学校4年生時代に出会った先生を思い出したのです。「山本先生……元気かな……」子供の頃の私に“嘘はダメだ”“善人ぶるのはカッコ悪い”“勇気を出してありのままやりなさい”と教えてくれた先生だった。「あれ? 今……元気かな?」記憶に残る先生。大人になった今だから、心の底から尊敬し“恩師”と呼べる。そんな先生に、会ってお礼が言いたい。今、テレビができることはないか?『先生、、、生きてますか?』は日本全国の“今がんばっている先生たち”を応援する番組です。是非とも親子でご覧いただければ幸いです。

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