NMB48磯佳奈江がユニフォーム姿で街ブラ?こだわりのアウェイ観戦術

公開:
NMB48磯佳奈江がユニフォーム姿で街ブラ?こだわりのアウェイ観戦術

NMB48磯佳奈江が、7月20日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)にゲスト出演。アイドル界屈指のJリーグサポーターのアウェイ観戦に密着し、スポーツツーリズムの魅力に迫った。

小学校3年生からサッカーを始め、全国大会にも出場した磯。プライベートでは鹿島アントラーズのサポーターを公言し、忙しいアイドル活動の合間を縫って、ホームゲームのみならずアウェイゲームにも足を運んでいる。

今回のテーマ「スポーツツーリズム」とは、サッカーであればスタジアムを訪れるだけでなく、観光やグルメなどを楽しむ旅行との融合を指し、アウェイ観戦がこれに当てはまる場合が多い。そこで番組では、ベガルタ仙台との一戦をアウェイで楽しむ鹿島サポーターとしての磯に密着。

朝10時の仙台駅。磯はユニフォーム姿でやってくるなり、そのまま観光をスタート。ユニフォームを着ることによって、サッカー観戦者であることがアピールでき、観光案内の係員がサポーターのための情報を提供してくれたり、同じくアウェイにやってきたサポーターと交流できたりと多くのメリットがあるのだとか。

一方で「アウェイでユニフォーム姿だと気まずいのでは?」と心配されると、磯は「Jリーグは平和。みんな優しいので大丈夫」と笑顔を見せた。これには番組アナリストの都並敏史も「日本はそこが素晴らしい」と絶賛し、「アルゼンチンで相手チームのユニフォームを着て血だらけで運ばれている人を何人も見たことがある。日本はこのまま進んだほうが良い」と言って、安心・安全を志すJリーグの素晴らしさを伝えた。

番組MCの勝村政信も、V・ファーレン長崎の開幕戦を観戦に行った際、「最寄りの諫早駅からスタジアムまで30分ほど歩くのだけど、そこで甘酒とかを無料で振る舞ってくれた」とエピソードを紹介。V・ファーレンロードにある“おもてなしゾーン”では、アウェイサポーターにもおしるこや日本酒、焼きカキ、焼き肉などを無料で振る舞い好評を博している。

そして磯は、旅行の醍醐味の一つとなる食事について「スタグル(スタジアムグルメ)を食べてほしいので、“腹3分目”に抑えてスタジアムに行って欲しい」と提案。近年のスタジアムには、定番メニューだけでなく、地元の名産品やスタジアム独自のメニューが用意されていることが多い。この日の磯は、仙台名物の牛タンを堪能していた。

また、アウェイの観客を呼び込むべく各地で様々な企画を打ち立てている。松本山雅FCでは、ホームゲームに来場したアウェイサポーターに松本城の無料観覧券を配布。都並は「サッカー観戦目的の人にとっても観光目的の人にとっても良いアイデア」と頷いた。また、ルートインホテルズでは、Jリーグの観戦チケットを提示すると1泊500円OFF(試合観戦の前日・当日・翌日のうち最大2泊まで利用可能)で宿泊できるなど、各地域で様々な取り組みが行われている。

そして、このアウェイ観戦は、日本の経済面にも大きな効果をもたらしている。例えば、2016年に水戸ホーリーホックに在籍していたベトナムのスター選手グエン・コン・フォンを応援するためにベトナムからチャーター便でサポーターが駆けつけた。また、北海道コンサドーレ札幌のチャナティップは、インスタグラムのフォロワー数200万人超。彼を通じてタイの人々が札幌の美味しいグルメのことを知れば、札幌の物産を輸出することにも繋がっていくなど、インバウンドだけでなくアウトバウンドにも効果が見込まれている。

また、アウェイ観戦の魅力の話題になると、普段からゴール裏で応援しているという磯は「アウェイだとサポーターが少なくなるので、自分も応援しなくちゃと思って、見ているだけでなくて立ちあがって声を出したくなる」と語り、「お金も時間も労力もたくさん使うので、勝てた時の喜びがホームとはまた違います!」とサポーターの心理を代弁。先日行われたアジアチャンピオンズリーグのラウンド16で浦和レッズがホームで行われた1stレグを1-2で落としながらも、背水の陣で韓国・蔚山に乗り込み2ndレグを3-0で勝利し、大逆転でベスト8進出を果たした。この日、大雨でホームサポーターの客足が遠のく中、敵地の浦和サポーターは声援で圧倒。こうした歴史的瞬間を生で味わえるのはアウェイの地へ旅した者だけ。まさにツーリズムとしては最高のエンタテインメントといえる。

最後に磯が、自身のアウェイ観戦に欠かせないアイテムを紹介。まず大事なのはアウェイユニフォーム。シュシュは髪を結うためだけではなく、タオルマフラーをまとめるために使用してオシャレ度をアップ。さらに観戦ノートを披露し、「試合の結果とかを書いて、観戦に行くとなったら前の試合を見なくてはいけない。私達にとっても戦いなので」とサポーターとしての心構えを語っていた。

画像ギャラリー

PICK UP