K-1石井館長、全盛期は一晩で2000万円豪遊した…現在は女子高生?「充実しています」

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K-1の創始者である石井和義さんが、7月11日に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)に出演。K-1全盛期を振り返った。

1993年に誕生し、アンディ・フグさん、ピーター・アーツボブ・サップなど、数々のスター選手を輩出したK-1。フジテレビ、日本テレビ、TBSの3局で放送され、日本中に格闘技ブームを巻き起こした。

キックボクシングの世界チャンピオンを全員集めてトーナメントを行い「誰が一番強いのかを決める大会をしよう」というアイデアはもともとあったという。開催当時はプロレス全盛期だったため、まずはヘビー級クラスを中心に選手を集めた。

当時、いち空手家だった石井さんが、なぜ選手を集めることができたのか質問が投げかけられると、石井さんが直接世界チャンピオンのところに回り、交渉したのだとか。1週間で世界一周旅行をするほど各地に飛び回り、片言で現地の言葉を使って説明したり、英語ができる人を探して手伝ってもらったりとバタバタで交渉を進めた。

石井さんが2003年にK-1を辞める頃には、ファイトマネーが1000万円程度に膨れ上がったが、当時のキックボクサーは世界チャンピオンでも30~50万円程度、人気選手のアーツなどもその程度だった。よって、石井さんは1人120万ほどを提示して交渉。優勝すれば1000万円だと話をすると、みんな乗ってきたと振り返った。だが、中には疑う選手もおり「銀行口座を見せろ」と言ってくる人もいたという。

K-1は、第1回大会から人気となり、テレビで放映されたこともあって一大ムーブメントを巻き起こした。スポンサーや代理店の付き合いがあり、当時は月1000万円以上使っていたと回顧。最高でも1軒の店でシャンパン200本(1本10万円)をあけ、一晩で2000万円使ったこともあるという。しかし、2007年、滞在していたホテルに国税局員が脱税の調査でやって来た。疑われた脱税額は10億円で、結果的に実刑となったそう。

現在は、タイの仏教に出会い、五戒を守って生きているほか、空手道場を回っているとのこと。また、石井さんが“女子高生に憑依”してしまうという漫画の原作にも携わっていると言い「今は充実しています」と笑顔で話していた。

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