芦名星、主演ドラマ『W県警の悲劇』見どころは自身の笑顔?共演者からは「ドキッとした」

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芦名星が主演を務める土曜ドラマ9『W県警の悲劇』(BSテレ東、7月27日スタート、毎週土曜21:00~)の制作発表記者会見が9日、都内で行われ、芦名をはじめ、佐藤仁美佐津川愛美谷村美月優希美青戸田菜穂鈴木砂羽床嶋佳子伊藤かずえが出席した。

ドラマは、女性初の女性警視となった監察官・松永菜穂子(芦名)が、秘密を抱える女性警察官と対峙する “女同士のバトル”が見どころの謎解きエンターテイメント。

床嶋が「クールビューティー」と称した芦名を筆頭に、落ち着いた雰囲気で挨拶が進む中、鈴木が「ぶっちゃけ、お色気担当です(笑)」と話すと、会場は笑いに包まれた。佐津川は痴漢されるシーンがあると明かし、「触り方がすごくうまくて(笑)。高校生の時に怖かった気持ちをすごくリアルに思い出した」と振り返ると、キャストからは「楽しみ~」と声が上がった。

芦名は、8人の女性と向き合う様は“心理戦”と語り、「毎回、来てくださった方(ゲスト)のお芝居を見てやるというのは、(演じる)菜穂子そのもの」と、自身と役柄を重ねている様子。また撮影の雰囲気について「現場自体はピリピリしていることはないけど、本当に一日で何年分(話したのか)と思うくらいなんですよ」と、膨大なセリフとストイックに向き合っていることを明かした。

会見では、各話のテーマに基づいたアンケート企画を実施。「許せない女(男)」について佐藤は、食事をクチャクチャと音を立てて食べる「クチャラー」。一方、芦名は車線変更をするときに「スペースが空いているところに入ろうとした時、(入れないように)グッと詰めてくる行為」と回答。すかさずMCの西尾季隆X-GUN)から、「一人で運転している時には“入れろや!”と言ってますよね?」と聞かれるも「イメージだとそうなんですけど、私は安全運転です!」と笑顔で否定した。

また「克服しておけばよかったこと」について佐津川は「パソコンのタイピング」。ブログなどもすべてスマホを使って書いているそうで、「パソコンの授業をもっとちゃんとやっておけばよかった。今年の目標はブラインドタッチ」と決意するも「若い人はスマホのほうが早いと思っている」とポツリ。すると佐藤から「先輩がいっぱいいるから、年齢のことはちょっと……」とダメ出しが飛び出した。

そんな中、「恋愛の高い壁」について問われた優希は「魚の骨を取ってくれる人」。これには会場中が困惑気味だったが、優希は「デートとかでご飯に行った時に“魚貸して”みたいな」と話すと、キャストたちは大爆笑。さらに、そこまでして魚を食べたいという優希だが、実は魚が苦手なことが判明し、キャストから「え~!?」と驚きの声が上がった。

また「男性の気を引くために有効な手段」について、芦名は「笑うことですかね。わからないので、とにかく笑っておこうかなって」とコメント。すると床嶋は「(第7話の)撮影中、彼女からニコッとされるシーンがあって、本当にドキッとした」と、芦名の笑顔を絶賛。芦名は「ちょっと待ってください……」と顔を赤らめつつ、「見どころですね」とほほえんだ。

なお、森田昇プロデューサーは、同作について「ポイントは4つ。女性の対峙、クライマックスの大どんでん返し、人に言えない秘めごと、大きなことを成し遂げるために小さなものを踏み潰すこと」と話し、「各話ごとだけでなく、最終話に向けた大どんでん返しも大きなテーマ」と見どころを解説した。会見には、原作者の葉真中顕と、主題歌「鑑」を歌う安藤裕子も出席した。

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