7月8日(月)21時から、バナナマン(設楽統・日村勇紀)がMCを務める『あなたの日本語大丈夫?笑われるニホン語』(テレビ東京系)が放送される。この番組は、日本語を得意げに語る芸能人にテストを行い、その間違った解答を日本語のプロたちにダメ出ししてもらう新感覚教養系バラエティ。ゲスト解答者として、山下真司、高畑淳子、林家たい平、濱口優(よゐこ)、春日俊彰(オードリー)、友近、丸山桂里奈、西野未姫が出演する。
番組では、「慣用句」「ことわざの意味」「名言」「短文作成」などの常識テストから正しい日本語を学ぶコーナーや、有名な「詩」の続きを出演者が自由に考え、出来上がった詩を詩人の先生が採点するコーナーなど、様々な企画が目白押し。昼ドラ風のショートドラマの中に隠された間違った日本語を、正しい日本語に直す「笑われる夜の奥さま劇場」では、アナウンス界のレジェンドでもある元NHKアナウンサーの加賀美幸子が間違いだらけの“語り”に初挑戦する。
また、「キニクヮン語」のコーナーでは、普段はなんとなく使っているが、実は相手をカチンとさせてしまっている言葉をピックアップ。日本語の識者たちが世にはびこる“キニクヮン語”について、エピソードを交えて紹介する。そして、「ヤバイ!」や「ウザい!」などの若者言葉のルーツを探る「日本語のルーツ」では、街頭で若者たちにインタビューを敢行。誰が最初に「ウザい!」という言葉を使い始めたのかを、番組スタッフが執念でたどっていく。
今回、MCを務めたバナナマンの設楽は、「とにかく知らない事が多くて、楽しかったですね。“なるほど~”とか普段使っている言葉の、あれもこれも本当はダメなんだと言われて、途中から何もしゃべれなくなりました(笑)」と収録を回想。言葉を自由に操るお笑い芸人という立ち位置を踏まえつつ、「日本語を縮めちゃったり、変な言い方にしちゃたりする立場としては、なにを言ってもまずい……って気になりました。でも言葉の可能性は無限大だなぁと」と振り返った。
一方、腹に”0点”の文字をあしらった全身緑色のキャラクターの格好で収録に臨んだ日村は、「新しい形ですよね。自分は番組に参加してたのかなあ……!?と(笑)。どこかで外から番組を見ている人みたいに楽しんじゃって。そして僕は人です。カッパに見えるけど、カッパじゃない、パー助はおじさんです」と、笑わせた。