和久井映見、反町隆史の妻役で22年ぶりに共演「素敵な空気につながっているといいなぁ」『リーガル・ハート』

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女優の和久井映見が、7月からスタートする反町隆史主演のドラマ『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』(テレビ東京系、毎週月曜22:00~ ※初回は21:00~2時間SP)に出演することがわかった。和久井は、反町演じる弁護士・村越誠一の妻役で出演。反町とはドラマ『バージンロード』(フジテレビ系)以来、22年ぶりの共演となる。

本作は、現役の弁護士・村松謙一氏による「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」(角川文庫/KADOKAWA刊)を原作に、人を助ける弁護士の仕事と、家族の愛を描いていくヒューマンドラマ。NHK『ザ・プロフェッショナル』でも取り上げられ、その奮闘ぶりが大きな反響を呼んでいる村松氏をモデルに、実話からインスパイアされた物語が展開する。

反町演じる村越は、年間8000件以上の中小企業が倒産していく中で、倒産は人の「いのち」に関わる問題として会社再建に心血を注ぐ、熱い魂を持つ弁護士。和久井は、そんな村越を力強く支えつつ、時に法律事務所のスタッフが思いもつかないアドバイスをする妻・祥子を演じる。夫婦の間には強い絆があり、劇中では、その絆を育んだある出来事も描かれていく。

今回、22年ぶりに反町と共演する和久井は、「久々にまたご一緒させて頂ける事がとても嬉しく、ありがたく、以前と変わることなくご自身の仕事に真摯に向かわれる反町さんに、私も頑張らなければ……と思いながらおります」と発奮。

反町が夫役ということについては、「反町さんの演じられるパパはとってもステキなので、私の演じるママはバランス大丈夫かしら……と焦りつつ、以前ご一緒させていただいた事が、今回夫婦を演じるうえで、画面の中の、なにか素敵な空気につながっているといいなぁと思いながらおります」と期待を寄せた。

また、骨太のドラマが展開するドラマBiz枠での放送となる本作については、「人の数だけ、生活があり、人生がある。一人ひとりの思いや考えが、なにかとても大きな事さえも動かしていく、そこにある温度のようなものに涙がでました」とコメント。

自身の役については「仕事や人に誠実に向き合おうとする自分の夫や、大切な家族、関わる周りの人達を大事に思いながら、日々日常を明るく積み重ねていく、妻でありお母さんなのだな、と思います」と、そのイメージを語り、最後は視聴者に向け、「数々の出来事、人の関わり、たくさんの人の思いや人生が描かれます。どうぞご覧下さい」とメッセージを寄せた。

そして今回、和久井の出演に関して、反町からもコメントが到着。反町は、23歳のときに『バージンロード』で共演したときのことを振り返りつつ、「和久井さんと久しぶりにご一緒させて頂けると聞いた時はとても嬉しかったですね。しかも奥さん役で共演できることに、不思議とほっとした感じがあったんです。和久井さんの出演作品を見ていて、素敵に歳を重ねられているなというのが印象的で、すごく再会が楽しみでした」と、現在の和久井の印象を語った。

また、「当時も今もかわらず、現場で多くを話さなくてもしっくりと来る空気感が、シーンの随所に活かされていると思います」と、昔と変わらない距離感で演じられていることを明かし、「どん底の村越を励まし、そっと支えてくれる妻に、演じながらもほっとさせられています」と感謝の気持ちを伝えていた。

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