玉木宏撮了!貫地谷しほりの明るさがキーポイントだった『スパイラル』最終回

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6月3日に、ドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』(テレビ東京系、毎週月曜22:00~)が最終回を迎える。この度、すべての撮影を終えた主演の玉木宏からコメントが到着した。

本作は、真山仁による累計260万部を超えるベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」を原作とした、社会派ヒューマンエンターテインメント。天才的な発明家だった創業者・藤村登喜男(平泉成)が急逝し、倒産危機に陥った下町の小さな金型工場「マジテック」を、銀行員から転身した企業再生家の芝野(玉木)が立て直すために奮闘する姿が描かれた。

「芝野健夫役、玉木宏さんオールアップです!」のスタッフの声とともに、現場は大きな拍手に包まれた。井坂聡監督から花束が贈られた玉木は、「皆さんお疲れ様でした。ひとまず、無事に終わってホッとしています。約2か月間という短い時間でしたが、それを同じパワーで駆け抜けるというのは大変なことだと思います。皆さんと過ごせた時間は、とても楽しく勉強になりました。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを語った。

印象に残った撮影エピソードとして、「マジテックの面々がとても明るく、素の部分でのバランスもとれたメンバーだったと思っています。中でも筆頭に空気を作ってくれたのは、貫地谷しほりさんです。彼女の明るさが、この作品の撮影をしていくうえでのキーポイントになったのではないかと思います」と明かした。

最終回に向けて「買収の問題やマジテックの存続がどうなるかという問題を目の当たりにした芝野が、“お金が無い”ということになかなか太刀打ちは出来ないけれど、企業再生家としてマジテックをどのように考え、再生していくかというところが見どころになると思います。良い結果になるとは限らないし、どのような選択をするのか……そこを楽しみに観ていただけたらと思います」とアピールした。

さらにこの日は、藤村浅子役の貫地谷、浅子の弟・望役の戸塚純貴、久万田五郎役の福士誠治、正木奈津美役の野波麻帆、田丸学役の前原滉、隈田穣治役の渡辺邦斗、ナオミ・トミナガ役の真矢ミキ、桶本修役の國村隼らもオールアップし、とても賑わった現場となった。

貫地谷は、「男性陣ばかりで、こんなに男性に生まれたかったと思ったことは初めてでした。女扱いもされず(笑)、一緒になって楽しく撮影できたと思います」とコメントし、現場は笑いに包まれた。そして、戸塚は「金髪でがむしゃらに自転車を漕いでいた初日から今日まで、あっという間だったなと思います。日々精進して皆様とご一緒できるように頑張りたいと思います!」と撮影を振り返っていた。

<第8話あらすじ>
ナオミ・トミナガ(真矢)から3日以内に2億5千万円の債務完済を宣告され奔走する芝野たち。ところが、「私と組めばマジテックから手を引く」というナオミの真の狙いは、特許と芝野(玉木)だった! マジテックガードの特許技術を軍事転用しようと企むナオミに、怒りを隠せない藤村浅子(貫地谷)と望(戸塚)。一方で工場の存続が気がかりな田丸(前原)。それぞれの思いが交錯する……。マジテックを人質に取られた芝野が最後に下す予想外の決断とは……⁉

※全仏OPテニスの放送により、放送休止、もしくは開始時間変更の場合あり

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