ドレスコーズの志磨遼平が、5月25日に放送される和田正人主演の土曜ドラマ9『やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛』（BSテレ東、毎週土曜21:00～）の第8話「赤坂」に、旅人・島平役としてカメオ出演する。志磨は、同ドラマの主題歌「Bon Voyage」を歌っている。
“弥次さん喜多さん”で知られる、江戸時代最大のベストセラー小説「東海道中膝栗毛」を原案に、オリジナルにある“破天荒な味わい”をかなり忠実に再現してドラマ化した本作。物語は、ひょんなことから女と女房に捨てられ、江戸に居場所がなくなった喜多さん（和田）と栃面屋弥次郎兵衛こと弥次さん（松尾諭）が、東海道を西へ「お伊勢参り」にかこつけた“自分探し”の旅に出発するところからスタート。その後、東海道の有名宿場で騒動に巻き込まれる道中を描いていく。
今回の出演について、志磨は、「映画やドラマの撮影は数えるほどしか経験がないのですが、どの現場よりもテキパキとスピーディーに撮影が進むことに驚きました。さすが太秦……！ そしてちょんまげの自撮りは知人に送ると鉄板です、ありがとうございます」とコメント。
弥次喜多コンビを演じる和田と松尾については、「お二人ともご挨拶するなりあたたかく迎えて下さり、撮影が始まってからも和田さんは経験の少ないぼくを目一杯フォローしてくれ、松尾さんはシュールな笑いで緊張をほぐしてくれるのでした。おかげで慣れないながらにアドリブを入れてみたりする余裕ができました。本当に役柄通りのチャーミングで暖かいコンビです」と振り返る。最後に、同ドラマの見どころとして、「やはり人情味あふれる筋書きと、お二人の快活なやりとりではないでしょうか。ぼくの出番は一瞬なので、どうかまばたきせずにご覧下さい」とアピールした。
＜あらすじ＞
喜多（和田）は志津（篠原真衣）という女性に頼まれて、ぎっくり腰の老武士、藤右衛門を助ける。志津は嘉納兵馬という男に父を殺され、叔父の藤右衛門と共に仇討ちすべく相手を探していた。腕の立つ喜多は、藤右衛門の頼みで仇討ちに加わることに。一方、弥次は山道で足を滑らせ、炭焼き小屋の兵吉とおちか（美都）に助けられる。おちかは兵吉に思いを寄せていた。そんな中、炭焼き小屋に志津、藤右衛門、喜多がやって来て……。
