美術作家の奈良美智が、5月11日放送の『新美の巨人たち』(テレビ東京系、毎週土曜22:00~)に出演。自身の作品「あおもり犬」を通して伝えようとした思いとは? 作品にひそむ謎を、女優の田中麗奈がひも解いていく。
同番組は、旅人=アートトラベラーが、毎回作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運び、作品の秘密や、アーティストの人生に迫り、より豊かな美術鑑賞の旅へと視聴者を誘うもの。市川実日子がナレーターを務める。
2006年の青森県立美術館完成と共に誕生した青森出身の奈良による立体作品「あおもり犬」。高さ8.5mにも及ぶその迫力と独特な佇まいで人気の作品だ。
一見可愛らしくもあるが、その表情はどこか寂しげ……しかも下半身や手足が地中に埋まっている。その理由は、美術館近くにある三内丸山遺跡にあるという。果たして、作家は何を伝えようとしたのか? その思いに田中が迫る。